LASTSUMMER#37 『4番の実力』
【1回1死1塁】
川浦『いったぁ〜!!!』
4番石堂の放った打球はレフトのキョウスケ、センターのアキの間を大きく越えていった…
2面あるグランドでは流石にオーバーフェンスは無理だったが、なんとワンバンでフェンスに当たった!!
足の速いアキがなんとかボールを拾ったが、石堂はゆっくりとホームを踏んでいた。
ランニングホームラン。
これで3対2。
あっさりと逆転を許してしまった…
天堂寺があっけにとられた表情がかなり印象に残った…
カズマ『ピッチ切り換えてこう!ランナーいないよ!』
ショウは
『OK』
とは言ったものの、特大のランニングホームランを打たれて切り換えられるはずがなかった…
続く5番雪村にはレフト線への2ベース。
6番の市川には四球であっという間に1ナウト1、2塁とピンチを作ってしまった。
カズマが主審にタイムをかけて俺達内野陣はマウンドに集まった。
カズマ『ショウどうした?まだ辻村のバント処理の1つだけしかアウトとってねぇぞ』
ショウ『うるせぇ!抑えられてりゃとっくに抑えてるし!』
ユウ君『まず1、2塁だからゲッツー取ろうよ』
タク『俺がまたバットで返すからここ乗り切ろうぜ』
リュウヤ『暴走したやつが何言ってんだ!守備でミスんなよ!』
タク『へへっ!リュウヤもミスんなよ!』
ショウ『頼りになる内野陣だぜ!』
ショウが皮肉まじりでいった。
その言葉にリュウヤが…
『あ゛ぁ?テメェが打たれて何言ってんだ?』
リュウヤとショウが険悪なムードになったので、すかさずカズマが割って入った。
『と・も・か・く!ピンチだからここ集中して守ってこうぜ!』
その後リュウヤとショウは目も合わせずポジションに戻った。
天豪三の打撃力で逆転を許した俺達は…
チームの結束も崩れようとしていた…
川浦『いったぁ〜!!!』
4番石堂の放った打球はレフトのキョウスケ、センターのアキの間を大きく越えていった…
2面あるグランドでは流石にオーバーフェンスは無理だったが、なんとワンバンでフェンスに当たった!!
足の速いアキがなんとかボールを拾ったが、石堂はゆっくりとホームを踏んでいた。
ランニングホームラン。
これで3対2。
あっさりと逆転を許してしまった…
天堂寺があっけにとられた表情がかなり印象に残った…
カズマ『ピッチ切り換えてこう!ランナーいないよ!』
ショウは
『OK』
とは言ったものの、特大のランニングホームランを打たれて切り換えられるはずがなかった…
続く5番雪村にはレフト線への2ベース。
6番の市川には四球であっという間に1ナウト1、2塁とピンチを作ってしまった。
カズマが主審にタイムをかけて俺達内野陣はマウンドに集まった。
カズマ『ショウどうした?まだ辻村のバント処理の1つだけしかアウトとってねぇぞ』
ショウ『うるせぇ!抑えられてりゃとっくに抑えてるし!』
ユウ君『まず1、2塁だからゲッツー取ろうよ』
タク『俺がまたバットで返すからここ乗り切ろうぜ』
リュウヤ『暴走したやつが何言ってんだ!守備でミスんなよ!』
タク『へへっ!リュウヤもミスんなよ!』
ショウ『頼りになる内野陣だぜ!』
ショウが皮肉まじりでいった。
その言葉にリュウヤが…
『あ゛ぁ?テメェが打たれて何言ってんだ?』
リュウヤとショウが険悪なムードになったので、すかさずカズマが割って入った。
『と・も・か・く!ピンチだからここ集中して守ってこうぜ!』
その後リュウヤとショウは目も合わせずポジションに戻った。
天豪三の打撃力で逆転を許した俺達は…
チームの結束も崩れようとしていた…
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