夢を選んだパパ7
一週間後…
「子供おろしてきた」私は彼に言った。彼は驚きながらも怒って
「ウソだろ?お前なにしてんだよ。冗談だろ?」
「本当だよ。勝手なことしてごめん」
彼の怒りはおさまらず家を飛び出した。電話にも出ない。2日たっても帰ってこない。
私は彼が大事だった。彼の夢も彼の気持ちも。私がすることによって彼がこうやって怒ることだって私たちの関係が壊れてしまうことだってわかってた。
でもねこうすることしかあの時の私は考えつかなかったんだ。「おろした」ってウソついて1人で子供を育てていくことでしかあなたに夢をあきらめないでもらうことできないって思ったんだもん。
しばらくして共通の友達で彼の親友のひろとから電話がきた。
「元気にしてっか?」ひろとは多分たくやに聞いて全部知ってる。
「うん。たくやひろとのとこにいた?」「おう。見たこともない顔で入ってきたからまぢびびったし…」
ひろとはたくやの親友でもあり私の相談相手でもあるから私はひろとにだけは本当のこと話すことにした。
「ホントはまだお腹に赤ちゃんいるんだ。12月15日が予定日なの。たくやには黙っててね。」
「やっぱり…りおが子供おろすなんて考えられないから電話したんだよ。1人で育てる気なのか?」「うん。今キャバクラで働いてる。とりあえずの生活費と出産費は貯めないとね…でもお腹おっきくなったらやめないとだからたまるかわからないけど。」
ひろとにはみんなバレてた。続く
「子供おろしてきた」私は彼に言った。彼は驚きながらも怒って
「ウソだろ?お前なにしてんだよ。冗談だろ?」
「本当だよ。勝手なことしてごめん」
彼の怒りはおさまらず家を飛び出した。電話にも出ない。2日たっても帰ってこない。
私は彼が大事だった。彼の夢も彼の気持ちも。私がすることによって彼がこうやって怒ることだって私たちの関係が壊れてしまうことだってわかってた。
でもねこうすることしかあの時の私は考えつかなかったんだ。「おろした」ってウソついて1人で子供を育てていくことでしかあなたに夢をあきらめないでもらうことできないって思ったんだもん。
しばらくして共通の友達で彼の親友のひろとから電話がきた。
「元気にしてっか?」ひろとは多分たくやに聞いて全部知ってる。
「うん。たくやひろとのとこにいた?」「おう。見たこともない顔で入ってきたからまぢびびったし…」
ひろとはたくやの親友でもあり私の相談相手でもあるから私はひろとにだけは本当のこと話すことにした。
「ホントはまだお腹に赤ちゃんいるんだ。12月15日が予定日なの。たくやには黙っててね。」
「やっぱり…りおが子供おろすなんて考えられないから電話したんだよ。1人で育てる気なのか?」「うん。今キャバクラで働いてる。とりあえずの生活費と出産費は貯めないとね…でもお腹おっきくなったらやめないとだからたまるかわからないけど。」
ひろとにはみんなバレてた。続く
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