携帯小説!(PC版)

後悔

[136]  ひまわり  2008-01-04投稿
何年ぶりだろう…懐かしい声の響き、ずっときがかりで忘れられなかった…だけどひどい別れ方をしたせいで私から連絡できるはずもなく…だけど携帯番号だけは消す事ができずにいた。
私との別れから都会で暮らしてる様で久し振りに里帰りするから空港に来てほしいという連絡だった。
私はこの男を捨て幸せになったはずだったのだけど皮肉にも不幸の真っ直中の電話だったずるい私は二つ返事で会いに行く事にした。空港について飛行機の到着するまでの緊張感は結婚13年目の私には久し振りのときめきだった。
到着ロビーの向こうから懐かしい笑い顔が見えた。昔の面影はあるものの都会で洗練された服装や髪型に圧倒されてしまった。私と別れた頃の少年のようなあどけなさはもう見当たらなかった。
私が浩司と出会ったのは私が23才、浩司18才だった。当時浩司は定職につかず私の稼ぎで遊んでばかりだった。気に入らない事があれば気の済むまで私を殴り暴れたもんだった…浮気ばかりしたけど私は特別な存在だという事だけははっきり線引きできる人だった。私はそれでも良かった、若い時は遊びたいもんだという変な理解が身に着いていた、そんな浩司許しながら3年間を一緒に過ごした。
だけど最後に裏切ったのは結局私だった。

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