いつも想ってる
けして消防官のあなたを好きになったのではないと・・・
きっと 公務員とか カッコイイとか男らしいとかの 火事の時に火を消すってイメージがあると思う
でも 私は違う
月 十日の勤務で世間一般の仕事に比べたら一見良いように見えるのかもしれない
この一年とちょっとの時間だけど 普段 一般の人が見れない視点から色々な消防官達を見て来たから
リラックスしてる消防官
料理を作ってる消防官
色んな話を代わる代わるしてくれた
話の途中での出場指令 今まで見たことのない 血走った目
出場して行く勇敢な男達
いつも想う・・・どうかご無事で
過ぎてく日々の中で 一人の消防官と恋におちた
親子程の年の差 でも鍛えられた肉体と仕事柄なのか見た目も若く年齢差なんて感じなかった
趣味も話も不思議と合って一年が経って結婚する事になり 消防官の妻になりました
当番日の朝は必ず・・・どうかご無事でお帰りなさいと 願う
サイレンが聞こえメールが途切れると 無事を願う気持ちと気持ちを落ち着かせる為に 自分宛にメールを送る
どうか私に悪い知らせが届きませんように！
旦那様が勤務の日には決まってお酒は呑まない
心配性なのかも知れない
そんな私に言ってくれたのは 必ず私の元へ帰るから 心配するよりも信じた方が楽だよと
消防官と結婚したわけじゃないけど 結婚したからにはそれなりの覚悟を決めて信じて帰りを待つ事にしよう

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