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現実逃避

[145]  ふく  2008-01-06投稿
もう流れる涙も無い
体中の水分が全て無くなるほどに泣いた
泣き疲れて眠る日々
眠りは浅く睡眠時間さえも短くなって行く
眠ることさえ疲れてくる
色んな事を考える時間が増えれば増えるほど崩れてしまいそうになる
朝が来て眠い目を擦ればまた絶望を感じる
このまま死ねたら良かったのに
そんな最低な事を思ってしまう

あなたが全てだった
いつか来る悲しい結末を知っていればもう少し優しく出来たのに
わがままも言わなかったのに
あなたの心の声が聞けたらもう少し愛されるように努力したのに
終わりが来ない始まりを作れたのに
もっともっと頑張ったのに

気付いた時には終止符が打たれ自分の未熟さに肩を落とす

ごめんねも言えなくて苦しくて寂しくて現実をさまよう

傷を負ったのは私だけじゃないはずなのに
あなたも苦しかったはずなのに
自分の事でいつも精一杯であなたの幸せを一番に考えてあげられなかった

どうしたらいい
迷路に迷い込んで出口が見えない
教えて
私はどうすればいい

まだ好きなのに
もう二度と会えないのに
目の前が真っ暗でもがいても何も見えない

何で別れを選んだの
私の問いかけに
好きになる理由なんてないのと一緒だよとあなたは答えた
そうやってまた私を迷わせる

答えてよ
理由を教えてよ

この苦悩と困難を乗り越えたらその先には何が待っているのだろう
私は何処へ向かえばいいのだろう

疲れた
考える事もあなたを想う事も
このまま目を閉じたら深い眠りに着きたい
夢の中だけでも良い
思い切り笑いたい
幸せそうに歩いて行きたい
目を覚ます現実を忘れて
あなたがいなくても大丈夫だよって笑っていたい

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