初恋?-3
川に着くと辺りは静まりかえっていた。
遠くに街の光がキラキラしている。
まだ空は暗いままだった。
「星が綺麗だな!」
ダイキはそう言って土手に寝転んだ。
横に座って空を見上げると、星が輝いていた。
「ほんとだ!きれいだね!」
「俺さ、さっき神社で、エリと幸せになりますようにってお願いしたんだ〜」
ダイキの手が私の手に触れた。
嬉しかった。
同じ願い事してたんだね。
「私はダイキと幸せになれますようにってお願いしたんだよ!」
ダイキの手を握り返した。
「マジで?俺らすごいな!以心伝心ってやつじゃん!」
「そうだねっ!」
いきなり手をひっぱられて、ダイキの上に倒れこんでしまった。
ダイキがギュッと抱き締めてくれた。
ダイキの心臓の音が聞こえる。
すごく落ち着く。
しばらくそのまま抱き合った。
空がゆっくりと明るくなってきた。
「そろそろ初日の出かなぁ?」
「そうかもな!」
起き上がって街の方を見ると、白い靄のかかった街と空がオレンジ色に輝いてきた。
「エリ、好きだよ。」
ダイキを見上げて、私も答える。
「私も大好きだよ!」
ダイキがにっこり微笑んで、つられて私も微笑む。
そしてゆっくりとキスをした。
ダイキとの初めてのキス。
優しくて、暖かくて、とろけてしまいそうなキス。
そして、寄り添いながら、太陽が上っていくのを見つめていた。
運命とか、赤い糸とか、信じたことなかったけど、この瞬間は信じれると思った。
私の赤い糸の先はダイキであってほしい。
きっと2人の出会いは運命だったんだ。
朝日に照らされたダイキの横顔を見ながら、そう思ってた。
遠くに街の光がキラキラしている。
まだ空は暗いままだった。
「星が綺麗だな!」
ダイキはそう言って土手に寝転んだ。
横に座って空を見上げると、星が輝いていた。
「ほんとだ!きれいだね!」
「俺さ、さっき神社で、エリと幸せになりますようにってお願いしたんだ〜」
ダイキの手が私の手に触れた。
嬉しかった。
同じ願い事してたんだね。
「私はダイキと幸せになれますようにってお願いしたんだよ!」
ダイキの手を握り返した。
「マジで?俺らすごいな!以心伝心ってやつじゃん!」
「そうだねっ!」
いきなり手をひっぱられて、ダイキの上に倒れこんでしまった。
ダイキがギュッと抱き締めてくれた。
ダイキの心臓の音が聞こえる。
すごく落ち着く。
しばらくそのまま抱き合った。
空がゆっくりと明るくなってきた。
「そろそろ初日の出かなぁ?」
「そうかもな!」
起き上がって街の方を見ると、白い靄のかかった街と空がオレンジ色に輝いてきた。
「エリ、好きだよ。」
ダイキを見上げて、私も答える。
「私も大好きだよ!」
ダイキがにっこり微笑んで、つられて私も微笑む。
そしてゆっくりとキスをした。
ダイキとの初めてのキス。
優しくて、暖かくて、とろけてしまいそうなキス。
そして、寄り添いながら、太陽が上っていくのを見つめていた。
運命とか、赤い糸とか、信じたことなかったけど、この瞬間は信じれると思った。
私の赤い糸の先はダイキであってほしい。
きっと2人の出会いは運命だったんだ。
朝日に照らされたダイキの横顔を見ながら、そう思ってた。
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