携帯小説!(PC版)

トップページ >> ホラー >> やってはいけない。5

やってはいけない。5

[1014]  アヤ  2008-01-07投稿

どうしよう。
どうしよう。
友達にも言えない。
親に言ったらきっと
馬鹿にされて
叱られる。

これは現実…?

ありえる話なの…?

よく考えたら

おかしくない?

今日もしかかってきたら
貯水塔に行こう。


きっと何も起こらない
はず。
これでもう電話が
かかってこないはずよ。





1時。

チャラ〜♪チャチャ♪


ザワザワザワザワ、ブクブク

「死ん、じゃうよ」

ザワザワ、ブクブクブク
「待ってて。助けて
あげるから。」


私は外は寒いはずなのに
なぜか上着も着ないで
外に飛び出した。


息を切らして着いたのは
アパートだった。

このアパートは何処?

なんで場所が
わかるんだろう。

とりあえず私は屋上に
かけあがった。

あった貯水塔が。


私は貯水塔に耳を
当てた。



ゴン、ゴン



中で何かが壁を
叩く音がした。

私は怖いはずなのに
何故か貯水塔の上に
上がった。

何故だろう手が
勝手に動くの。
私の左手が右手と
一緒にふたを開ける。

キュ、キュッ

私は顔を覗かせた。


ポチャン

「んががが」

という声と共に
私にめがけて
手がうにょうにょ
伸びてきた。

ドロドロの手が。

私はやっと今の状況に
気付かされる。


手が私の頭を掴んだ。
物凄い力で私を
貯水塔の中へと
引きずり込もうとする。

「ぎゃあああああ〜」


苦しい、、苦しい
息ができないって
こんなに苦しいんだ。

怖い、、怖いよ
真っ暗ってこんなに
怖いんだ。

身体中が痛い

私の体に何かが
張り付いている。



子供?


いや、女の人もいる

高校生くらいの男の人も

おじさんもいる

みんな遊び半分で
電話をかけた人達だ。


次は私の番だったんだ。

感想

感想はありません。

「 アヤ 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス