この愛の結末(13)
さっきから三浦さんが気を使って色々と話をしてくれてる。
子供の頃の事とか、ウチの会社に勤める前の話とか。
私は相づちを打って、「ウチもそんなでしたよ〜」とか言いながら笑ってた。
家に着く頃には、だいぶ気が楽になった。
「何かあったら連絡して?すぐに駆け付けるから」
その言葉が嬉しくて、
でも「ホントですか〜?」なんて聞き返す。
「うん、5分で駆け付ける」
冗談なのはわかってるけど、元気付けてくれてるのが伝わってくるからたまらなく嬉しくなる。
何度もお礼を言った。
玄関を閉めて、部屋に荷物を置く。
一服しようとした時だった。
カタン…!
嫌な予感がした。
ポストの方向をチラッと見る。
ドン!
ドンドンドンッ!
(え?何!?)
ドンドンドン!!!
激しくドアを叩く音がして、私は耳を塞ぎ込んだ。
ドンドンドンドンドンドン!!!
(怖い!!)
ドンドンドンドン!!
通勤バックに手を延ばし携帯を取ろうとするが、恐怖で落としてしまった。
シーン…
部屋が静まり返った。
でも、鼓動は治まらない。
尚も震える手で携帯を拾いあげ通話ボタンを押していた。
「三浦さんっ…!!」
子供の頃の事とか、ウチの会社に勤める前の話とか。
私は相づちを打って、「ウチもそんなでしたよ〜」とか言いながら笑ってた。
家に着く頃には、だいぶ気が楽になった。
「何かあったら連絡して?すぐに駆け付けるから」
その言葉が嬉しくて、
でも「ホントですか〜?」なんて聞き返す。
「うん、5分で駆け付ける」
冗談なのはわかってるけど、元気付けてくれてるのが伝わってくるからたまらなく嬉しくなる。
何度もお礼を言った。
玄関を閉めて、部屋に荷物を置く。
一服しようとした時だった。
カタン…!
嫌な予感がした。
ポストの方向をチラッと見る。
ドン!
ドンドンドンッ!
(え?何!?)
ドンドンドン!!!
激しくドアを叩く音がして、私は耳を塞ぎ込んだ。
ドンドンドンドンドンドン!!!
(怖い!!)
ドンドンドンドン!!
通勤バックに手を延ばし携帯を取ろうとするが、恐怖で落としてしまった。
シーン…
部屋が静まり返った。
でも、鼓動は治まらない。
尚も震える手で携帯を拾いあげ通話ボタンを押していた。
「三浦さんっ…!!」
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