携帯小説!(PC版)

危険地帯?

[722]  ロブ  2006-04-09投稿
「他のやつらは?」(浩太) 俺は少し不満そうにAクラスに聞いた。 「他のやつらはだるい〜とか言って来なかった、それとさ…京助と章吾が外に出ていっちゃったんだよね…」(翔太) 章吾は小学校から京助といっしょでいつも京助とつるんでいた。 「外に出ていったって…」(浩太) ため息をつきながら言った。  「分かってるよ…でもあいつらが言うこと聞かないの知ってるだろ?」(翔太) 翔太は少しうつむきながら応えた。 「それと…孝司も来てた…」(翔太) その名前を聞いて少し驚いた、俺だけじゃなく教室にいた全員が驚いた様子だった。 孝司はよく分からない性格で、急に狂ったように笑いだしたりときどき思い出し笑いをしニヤニヤしている、薬をやっているとも聞いたことがある。 その孝司は他校の生徒を何人も病院送りにし、それがきっかけで謹慎処分をうけていた。 それ以来見かけてなかった。 「何で孝司が来てるんだ?」(浩太)  「分かんない…」(翔太)  Aクラスは黙りこんだ。  「それじゃ中も外も危ないじゃん…」(ハル) 「だ、大丈夫だよ!たぶん根はやさしいやつだって!」(翔太) 翔太はありがちなセリフを言ったが全員納得はしていないようだった。 「まぁ…とにかく今からどうするか話しあおう」(洋) 沈黙を破ったのは洋だった。 そして俺と洋で外部への通信手段がないこと、黒の人のこと、今までのことをみんなに話した。 「外を見てもまったく明かりがないし人も一人も見かけなかった…外は危険だし今日は学校に泊まろう」(浩太) 「見張りもいたほうがいいかも」(洋) 俺は初めて洋がいて心強く思えた。 ある程度話し合いをし見張り役も決めた。  「明るくなれば何か分かるかもしれないし行動しやすくなると思うから今日はとりあえず寝よう」(洋) そういうと全員寝る準備をし始めた。 しかしみんな動揺していて変な緊張感があった。 「ねぇ〜お風呂ぉ…お風呂入りた〜い」(結衣) それを聞いて全員あきれかえっていたがなぜか緊張がほぐれたようだった。 それから見張り以外は男子D、Fクラス、女子は間のEクラスに別れて就寝した。

感想

感想はありません。

「 ロブ 」の携帯小説

アドベンチャーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス