トンネルから
バイト帰りの夜明け
薄暗いトンネルの中で
一人の女が椅子に座っていた。
目をこらして見てみると
トンネルから入ってくる人達に見えるような角度で看板らしきモノがあるのを確認できた。
そこには「占い」と書かれていた。
まさか、こんな時間に占いをやっているとは…
ただでさえ稼げるとは思えない。
僕は占いは好きなほうだ。朝のニュース番組の占いもかかさず見る。
だけどそれだけの話。
特別、詳しいってこともないし
それ以上、知ろうとも思わない。
よく、駅前の小さなスペースでやっている人を見かけるが、占ってもらったことはない。
恥ずかしいという気持ちがあるからだ。
こんな時間なら、人通りも少ないし、ちょっと見てもらおうかな。
僕は女に近寄る、
「いらっしゃいませ」
?
占い師もいらっしゃいませとか言うんだ…
というか、まだ占ってほしいとは声に出して言ってない。
もしかして、トンネル内がこの女の店とか!?
まぁそんなことどうでもいい、早く見てもらおう。
「あの、僕の運勢みたいなものを占ってほしいんですけど」
女は黙ったまま
僕の体、全体を見て
こう言った。
「あなたは明日の午前11時37分に死にます」
「はぁ!?」
薄暗いトンネルの中で
一人の女が椅子に座っていた。
目をこらして見てみると
トンネルから入ってくる人達に見えるような角度で看板らしきモノがあるのを確認できた。
そこには「占い」と書かれていた。
まさか、こんな時間に占いをやっているとは…
ただでさえ稼げるとは思えない。
僕は占いは好きなほうだ。朝のニュース番組の占いもかかさず見る。
だけどそれだけの話。
特別、詳しいってこともないし
それ以上、知ろうとも思わない。
よく、駅前の小さなスペースでやっている人を見かけるが、占ってもらったことはない。
恥ずかしいという気持ちがあるからだ。
こんな時間なら、人通りも少ないし、ちょっと見てもらおうかな。
僕は女に近寄る、
「いらっしゃいませ」
?
占い師もいらっしゃいませとか言うんだ…
というか、まだ占ってほしいとは声に出して言ってない。
もしかして、トンネル内がこの女の店とか!?
まぁそんなことどうでもいい、早く見てもらおう。
「あの、僕の運勢みたいなものを占ってほしいんですけど」
女は黙ったまま
僕の体、全体を見て
こう言った。
「あなたは明日の午前11時37分に死にます」
「はぁ!?」
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