会いたい。
小さい頃からの夢だった、甲子園。野球に打ち込んで、残りわずかの高校生活を送ろうと思っていたやさきの事だった。ある日、友達から「お前とメールしたい奴がいる」と言われた。当時、彼女も居なかった僕はその相手の事も知らずに「いいよ」と軽い気持ちで返事をしてしまった。そこからが、僕と彼女の始まりだった。彼女は、同じ学校の?つ下の女の子。正直、見た目は僕のタイプとはほど遠く。すぐにメールをやめようと思っていた。数日が経ち僕は彼女に告白された。彼女は人前では明るく強がってるけど、本当は弱くて泣き虫で、そんなところが見離せなくて付き合うことにした。「絶対、私の事好きにしてみせる」彼女からの言葉だった。それから、?ヵ月が経ちささいな喧嘩を理由に僕らは別れた。それから、二年が経ち彼女も今年の?月に卒業を控え、僕もあと数日で成人式。僕は、一度都会に就職したものの人間関係がうまく行かず、実家に帰省した。本当の理由は、心のどこかに彼女との後悔と好きという気持ちがあったからだ。彼女には、今彼氏がいる。だから、会いに行くことはできない。けど、俺たちは約束した。あの約束だけを信じて。今日も待ち続ける。また、会いたい…
感想
- 8389： はぢめまして? ばり甘い恋に?ドキッてきました?まぢ信じるｯて事ゎ?ばり難しいけど?信じる事から全てが始まるんですょね?? あたしも信じる事からまずわ初めて見るけン? この文のおかげです? [2011-01-16]
