愛しています…あなただけを。〜心の扉〜
「リハビリの仕事してるんやんな?どんなこと感じる?」
ハルさんはまず、病院という医療現場で働いている私に興味が湧いたとのこと。
初めて会うのに、命のこと介護のこと……深い話をしたのを覚えてる。
そんなとき、「俺は触られるのって苦手やねん。友達でも無理。限定された人だけ。」
私は「う〜ん。私は仕事上、触るし、練習でいっぱい触られるし、あんまり意識しないかな。」
「じゃあ、こんなふうに触られたら?」
ハルさんは私の左手の上に手をかぶせた。
いろんな話もしていたし、へんな意味ではなく、ハルさんが言ってきたこともわかるから、あくまでも冷静に答えた。
「そうやなぁ……さり気なく手をどけるかな?嫌というか、そこに下心が感じられたらね。それが、スキンシップなら平気かな。」
ハルさんの手は確か…私は振り払わずそのままにしていたように思う。
とりあえず、お互いのことを話するというよりは、お互いの考え方をぶつけ合ったと言う感じ。
「この後どうする?何がすき?」
ハルさんの言葉にびっくりした。
だって、さっき『話してて合わないと思ったら、すぐ帰るタイプ。ちなみに、基本的に初対面の人は無理』っていってたから。
「う〜ん……夜景とか星とか?時間も時間やし。」
会ってから三時間が経過していて、すでに10時をすぎていた。
初めてだった。自分の考えを指摘されたり、語り合うこと。
私の周りの人は、私がすぐに言い返せなくなったり、私自身、わざわざ考えを人に語るということがない人間だったから。
人と群れることが嫌いな私。
考えを持っていてクールな人。それが周囲からの印象。
本当の自分を知っているのは数人の友人だけ。それが、ハルさんには、しらない間に話をしていて……
その時、頭の中に良樹の存在が浮かぶことは……
一度もなかった。。。
ハルさんはまず、病院という医療現場で働いている私に興味が湧いたとのこと。
初めて会うのに、命のこと介護のこと……深い話をしたのを覚えてる。
そんなとき、「俺は触られるのって苦手やねん。友達でも無理。限定された人だけ。」
私は「う〜ん。私は仕事上、触るし、練習でいっぱい触られるし、あんまり意識しないかな。」
「じゃあ、こんなふうに触られたら?」
ハルさんは私の左手の上に手をかぶせた。
いろんな話もしていたし、へんな意味ではなく、ハルさんが言ってきたこともわかるから、あくまでも冷静に答えた。
「そうやなぁ……さり気なく手をどけるかな?嫌というか、そこに下心が感じられたらね。それが、スキンシップなら平気かな。」
ハルさんの手は確か…私は振り払わずそのままにしていたように思う。
とりあえず、お互いのことを話するというよりは、お互いの考え方をぶつけ合ったと言う感じ。
「この後どうする?何がすき?」
ハルさんの言葉にびっくりした。
だって、さっき『話してて合わないと思ったら、すぐ帰るタイプ。ちなみに、基本的に初対面の人は無理』っていってたから。
「う〜ん……夜景とか星とか?時間も時間やし。」
会ってから三時間が経過していて、すでに10時をすぎていた。
初めてだった。自分の考えを指摘されたり、語り合うこと。
私の周りの人は、私がすぐに言い返せなくなったり、私自身、わざわざ考えを人に語るということがない人間だったから。
人と群れることが嫌いな私。
考えを持っていてクールな人。それが周囲からの印象。
本当の自分を知っているのは数人の友人だけ。それが、ハルさんには、しらない間に話をしていて……
その時、頭の中に良樹の存在が浮かぶことは……
一度もなかった。。。
感想
感想はありません。
「 なお 」の携帯小説
- 愛しています…あなただけを。〜心の扉〜
- 愛しています…あなただけを。〜初対面〜
- 愛しています…あなただけを。〜神様のイタズラ〜
- 愛しています…あなただけを。〜きっかけ〜
- 愛しています…あなただけを。〜プロローグ〜