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初恋?-2

[148]  エリ  2008-01-11投稿
ミカが来たのは始業式が終わってからだった。
「おはよ〜ミカ!遅かったじゃん!」
「エリ、おはよぉ!寝坊しちゃった。」
ミカは家から急いで来たらしく、ちょっと疲れた表情をしていた。
「ミカ!メールいっぱい送ったのに返信してよぉ」
サチコもミカを見つけるとすぐに駆け寄ってきた。
「だって急いでたんだもん!」
「心配してたんだからね」「でも、しょうがないじゃん!ミカは悪くないもん。」
ミカのワガママは年が新しくなってもかわらない。
サチコは少し落ち込んだ表情を見せた。
「ねえ、ミカ。話があるんだけど…」
改まってミカの方をむいた。
ちゃんと自分からミカに言わなくては。
「何?」
ミカは不思議そうな顔をしていた。
「私ね、ダイキと付き合うことになったの。」
思い切って言った。
ミカになんて思われるか不安でいっぱいだった。
「そうなんだ!おめでとう!」
意外にあっさりと言うミカに驚いた。
「えっ?怒らないの?」
とっさに本音を言ってしまった。
怒って嫌われてしまうのを覚悟していたので、本当に驚いてしまった。
「なんで怒らなきゃいけないの?ミカは全然怒ってないよ!むしろ、よかったねって喜んでるよ?それに今、ミカはヒロシ君とラブラブだし!」
それからミカは先輩と過ごした冬休み分のノロケ話をしはじめた。
ずっとにやけながらしゃべっていたので、ほんとに怒ってないことがわかった。
ミカはダイキのこと好きじゃなかったのかな?
別れる前にミカが言ってたことは本心だったのかな?ミカはダイキを大切にしてなかったのかな?
そんなことを考えたら、少し悲しかった。

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