卑怯な沈黙
もう会うのはやめよう
私の言葉に少し動揺を見せる
私よりも大人のあなたは直ぐに平静を装う
コーヒーを飲みながら目を背けた
何も言ってくれない
静か過ぎる空気
ただ店に静かに流れるBGMてあなたがカップを置く音しか聞こえない
それ以上私も口を開く事はなかった
卑怯な沈黙
何も言わずに席を立つあなたに私も吊られて席を立つ
いつも会っていた喫茶店
もう二人では来る事もない
後ろめたさと寂しさで心が締め付けられる
いつも別れていた交差点
これで最後
それぞれの道を歩いてもまた会えた
でも今日お互いの背を向けて別々に歩けば振り返る事さえ許されない
あなたには帰る場所も待っている人もいるのに私は一人になる
大好きだった
汚れても良かった
だけど誰かに自信を持ってあなたの存在を明かす事など出来なかった
あなたもそうだったはず
誰にも言えずにそれでも幸せそうに笑ってくれた
愛の言葉に真実が無かったとしても私は毎日が幸せに満ち溢れていた
いつか終わりがある事も終わらせなければならない事も承知の上だった
もう汚れるのは私だけでいい
今この愛を捨てれば誰も傷付けなくて済む
嘘でも良かった
どうせあなたに真実なんて無かったのだから
好きだったよって寂しそうに私を見て欲しかった
あなたが迷いも無く背を向けるから虚しくなる
始めからこうなると分かっていたのに自分が思っていた以上にダメージは大きい
この愛の始まりも終わりも私が決めた事
だから涙を見せてはいけない
苦しくてあなたの最後の言葉を聞きたくて叫んだ
声を枯らしてあなたの名前を叫んだ
なのに聞こえてない振りをして足を止めてくれない
もう十分じゃない
十分傷付いた
未練も残してはいけない
あなたがいつも黙って聞いてくれたもう一度我が儘を言いたくて何度も名前を呼んだ
もう少し一緒に居て
何度も言った我が儘がまた出そうになって息が詰まる
さよならを選んだのにあなたの冷たさに悔しさを感じる
もしかしたらこれが私に未練を残さないあなたの優しさだったのかもしれない
振り返る事も無いあなたの姿を見つめて無償に悲しくなって少しずつ憎しみに変わる
あなたの冷たい態度に救われた
最後の優しさだと分かってもその優しさを裏切ってはいけない
あなたの幸せを壊すくらいなら私が傷付けばいい
忘れよう
私の言葉に少し動揺を見せる
私よりも大人のあなたは直ぐに平静を装う
コーヒーを飲みながら目を背けた
何も言ってくれない
静か過ぎる空気
ただ店に静かに流れるBGMてあなたがカップを置く音しか聞こえない
それ以上私も口を開く事はなかった
卑怯な沈黙
何も言わずに席を立つあなたに私も吊られて席を立つ
いつも会っていた喫茶店
もう二人では来る事もない
後ろめたさと寂しさで心が締め付けられる
いつも別れていた交差点
これで最後
それぞれの道を歩いてもまた会えた
でも今日お互いの背を向けて別々に歩けば振り返る事さえ許されない
あなたには帰る場所も待っている人もいるのに私は一人になる
大好きだった
汚れても良かった
だけど誰かに自信を持ってあなたの存在を明かす事など出来なかった
あなたもそうだったはず
誰にも言えずにそれでも幸せそうに笑ってくれた
愛の言葉に真実が無かったとしても私は毎日が幸せに満ち溢れていた
いつか終わりがある事も終わらせなければならない事も承知の上だった
もう汚れるのは私だけでいい
今この愛を捨てれば誰も傷付けなくて済む
嘘でも良かった
どうせあなたに真実なんて無かったのだから
好きだったよって寂しそうに私を見て欲しかった
あなたが迷いも無く背を向けるから虚しくなる
始めからこうなると分かっていたのに自分が思っていた以上にダメージは大きい
この愛の始まりも終わりも私が決めた事
だから涙を見せてはいけない
苦しくてあなたの最後の言葉を聞きたくて叫んだ
声を枯らしてあなたの名前を叫んだ
なのに聞こえてない振りをして足を止めてくれない
もう十分じゃない
十分傷付いた
未練も残してはいけない
あなたがいつも黙って聞いてくれたもう一度我が儘を言いたくて何度も名前を呼んだ
もう少し一緒に居て
何度も言った我が儘がまた出そうになって息が詰まる
さよならを選んだのにあなたの冷たさに悔しさを感じる
もしかしたらこれが私に未練を残さないあなたの優しさだったのかもしれない
振り返る事も無いあなたの姿を見つめて無償に悲しくなって少しずつ憎しみに変わる
あなたの冷たい態度に救われた
最後の優しさだと分かってもその優しさを裏切ってはいけない
あなたの幸せを壊すくらいなら私が傷付けばいい
忘れよう
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