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ディフェンド ”全員集合” 42

[348]  2006-04-10投稿
 AM 1:00 
 
 「啓吾君、怜ちゃん。古田裁判官から許可が下りた。これからディーカのところに行ってくれ!」
 藻が言う。
 「でも、ディーカの居場所は・・・?」
 「ここから、北に1キロある『ケイブ城』だ」
 「分かりました」
 「僕は、ココに残って他のリイバーの人達に連絡するから、君達はケイブ城に向かってくれ」
 「はい」「はい」
 「じゃ、たのんだよ」
 啓吾と怜はスィークレット・カムパニーを出た。そして、龍華がいるケイブ城を目指して歩き出した。

 ―ケイブ城から100?離れた所―\r
 「ここが、ケイブ城・・・なのか」
 啓吾が上を見上げるとそこには巨大な城が聳え立っていた。
 「ここに、龍華さんが・・・?」
 「よしっ、とりあえず行ってみようぜ」
 と、2人が1歩踏み出そうとしたとき・・・
 「なぁっ・・・?!」
 2人の足元にとてつもないスピードで先が尖った氷が突き刺さった。
 「敵っ・・・」
 怜が前を見ると、そこには1人の男が立っていた。
 「侵入者は・・・消せ。と、言われてるもんでね・・・」
 「んだとっ・・・!」
 と、男は両手を前に突き出し物凄い数の氷を放った。
 「チッ・・・」
 啓吾と怜は、氷を避けた。
 「おやぁ・・・全部かわされてしまった・・・。じゃ、これはどぅかな」
 と、言うと男は両手を上にあげ、巨大な氷を作り出した。
 「なっ・・・―――」
 と、男はその手を一気に振り下ろした。巨大な氷は2人に命中した。
周りからは煙が出ている。
 「任務完了・・・。んっ・・・?」
 煙が晴れてきた。氷が命中した場所からはこんな声が聞こえた。
 「まだ、おわってね〜ぜ!」
 啓吾と怜の周りに藻から連絡を受けたリイバーの者達が2人を守るように囲んでいる。2人にはひとつも傷が無い。
 「啓吾、怜っ。早く城の中に!ココは俺達がくいとめる」
 翔が言う。
 「あぁ、分かった」
 と、言うと啓吾と怜は城の方に走ってった。

 早く行かないと、仲間が殺される・・・野望のために・・・―――\r

 誰一人、殺させはしない・・・!

 世界を・・・守るんだ・・・―――。





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