最低の恋愛・最高の愛?
その日は亜紀の誘いで近所のカラオケボックスに行く事にしたんです。そこはかなり古くてぼろくて私たちのような近所の常連しか行かないカラオケで、常連以外が居ると物珍しく見られたりする用な所です。部屋に入ってマイク片手に私は叫びだした「あぁぁああぁぁ〜〜〜〜振った事を後悔させちゃる〜〜〜〜この最低男がぁ〜〜〜〜〜〜」自分でもうるさかった。「ちょっ…苗!!うるさい!!」亜紀の忠告を気にしてマイクを置いた瞬間部屋のドアが開いた。 開けたのは20代後半くらいの清潔感のあるいけ面の男の人だった。私のハートが動いた気がした(笑)「あのっ…隣の部屋の者なんですけどっ…もうちょっと静かにしてもらえませんか?」亜紀がはっとしてすぐ謝った「すみません。この子生れ付き声がおっきくて…ほら!!苗っ…謝んなっ」私は謝る前に彼の名前が知りたかった。「名前教えてください〜♪」その男の人は怒らず答えてくれた「松田幹彦です。」そう言って優しく頬笑んでくれた。そして一言「君っ変わってるけどかわいいね」と言って自分の部屋に戻って行った。「ちょ〜〜〜と亜紀!!見たぁ??やばいくらいかっこいいってぇ。あたしあの人の女になるぅ」 続く…〜
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