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心?

[412]  結衣  2008-01-12投稿
放課後になると
俺と結奈は尚希の教室にむかった。
尚希は俺らにきずくと
かばんをもたずに
こっちに歩いてきた。

「俺いかねぇ
てか別れよ結奈。」
「は!?なんで!?」
結奈がさけんだ。
尚希は黙って俺を指さした。
「蓮とはなれたら
付き合っといてやる。」

俺は尚希に指された指を下に折り曲げた。
「人を指さすもんじゃない。俺と結奈はなんでもねぇ。『親友』っていったよな。」

尚希は唇を噛み締め、
結奈をみた。
「なぁ結奈はどっちを選ぶんだよ。
親友とか意味わかんねぇ。男と女だぜ!?
つーかお前おかしいよ。彼氏がいんのに
男といるとか…」


結奈が怒った。
うつむいて静かにしてる時は結奈は怒ってる。

すると結奈は
勢いよく顔をあげた。
「わけわかんないのはそっちだよ!!
なんで蓮と離れんの!!そんなの絶対嫌!!
蓮は私の始めての親友だもん!!
尚希も一緒にいようよ…」

結奈は涙ぐんでいた。
でも尚希は即答した。
「やだよ。そんなん。
じゃな。」
尚希は俺らに背をむけ、
教室に戻っていった。




俺はドアをおもいっきり蹴って。教室の注目を集めた。
結奈はびっくりしている。
教室にいる奴らもこっちを見てびっくりしてるようだ。
「おいてめぇ。
ふざけんじゃねぇよ。
てめぇみてえなクズ
結奈には似合わねえんだよ。
男の親友で何がおかしんだよ。
これ以上俺らを馬鹿にしたらぶっ飛ばすぞ」

尚希は苦笑いをしていた
周りはみんな法然としていた。
俺は結奈の手を引っ張った「行くぞ。」
結奈は駆け足でついてきて、「ありがと…蓮超かっこよかったぁ」
笑顔で感心しながら言った。
結奈の笑顔につられ、
俺もニコッと笑い「だろ!?全力で俺らの友情守ったぜ」
「あははッアリガト!」
結奈は俺の方をみながら言ったので前が見えてなかった。
「結奈…前!!」
結奈が振り返った時には遅く、
ドン!!
勢いよく前の男子ととまに倒れた。


「…いたぁ。
スイマセン!!大丈夫ですか!?」
ぶつかった男子は何やら手紙のようなものをもっていた。
しばらくし、男子もおきあがった。
「いてて………!!!!!」
一緒に倒れたのが結奈ときずき、でかい声で
結奈に「あのっ俺!!
今からあなたに告白しようと思ってきたんです!これ読んでください!!」
名も名乗らず
そいつは去っていった。

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