僕の変な趣味《女装日記》?(前編)
女装をすれば本当の女性に間違われる。
そんなことが頻繁にあると、僕の自信はかなりのものとなった。
が、性格上未だに内気な僕は深夜にしか女装出来なかった。
僕は夜の11時にアパートの住民に気付かずに部屋から出て、愛車のある駐車場に行く。もちろん誰にもバレないようにロングコートを羽織りながら‥。
メイクは車内でする。
メイクが終わると服装のチェックをして、ドライブ開始。
ちなみに今のところ近所に僕の変な趣味は知られてないし、もちろん会社にも身内にもまだ知られていない。
僕の変な趣味を知ってるのは僕を女装させた高校の友人達である。
その話はまた別の機会にでも書こう。
今日も深夜のドライブのため車を出すと、突然一人の男性が僕の車の前に現れた。
それは先日の事故の相手の40歳前後の男性だった。
「よっ、今日もドライブかい?」
「えぇ、まぁ。」
男はいきなり助手席に乗り込んで、
「今日は頼みがあってきたんや。まぁドライブしながら話だけでも聞いてほしい。」
男はそう言うとシートベルトを締めた。
僕はドライブを始めた。
「はぁ‥。」
僕は運転しながら男の話を聞いた。話の内容は僕への仕事の依頼だった。
「あの、僕‥ちゃんと定職に就いてますよ。」
僕はそう言うと、男は
「わかっているって。ただ小遣い稼ぎと思って‥。出来ればそちらの会社の休みの前がいいな。」
「明日かぁ? 別に予定はないけど。」
「そうか、明日なら空いてるのか? じゃ、決まり! 明日の夜11時に迎えに行くわ。」
「はぁ‥」
僕は依頼内容をよくわからずにその仕事を引き受けた。ドライブを終わると男を車から降ろした。
「じゃあ、明日夜11時にね。女装はしなくていいけど、メイクの道具だけは準備しといて。」
と最後に念を押し、帰って行った。
僕は頂いた男の名刺を持って帰ると、インターネットでその会社を調べた。
男の会社は人材派遣がメインの便利屋で、かなり疑わしかった。
「ヤバいかなぁ? 確かあの人、僕は女装しないとダメだって言っていたし‥何をさせられるんだ?」
調べていくうちに、僕の仕事が見えて気がした。
「これか?」
そこには、
『一晩中相手します、貴方の好きな誰かになって…』
「これって、まさか‥」
僕は不安を抱いたまま翌日を迎えた。会社での勤務を終え、夜の11時になった。
そんなことが頻繁にあると、僕の自信はかなりのものとなった。
が、性格上未だに内気な僕は深夜にしか女装出来なかった。
僕は夜の11時にアパートの住民に気付かずに部屋から出て、愛車のある駐車場に行く。もちろん誰にもバレないようにロングコートを羽織りながら‥。
メイクは車内でする。
メイクが終わると服装のチェックをして、ドライブ開始。
ちなみに今のところ近所に僕の変な趣味は知られてないし、もちろん会社にも身内にもまだ知られていない。
僕の変な趣味を知ってるのは僕を女装させた高校の友人達である。
その話はまた別の機会にでも書こう。
今日も深夜のドライブのため車を出すと、突然一人の男性が僕の車の前に現れた。
それは先日の事故の相手の40歳前後の男性だった。
「よっ、今日もドライブかい?」
「えぇ、まぁ。」
男はいきなり助手席に乗り込んで、
「今日は頼みがあってきたんや。まぁドライブしながら話だけでも聞いてほしい。」
男はそう言うとシートベルトを締めた。
僕はドライブを始めた。
「はぁ‥。」
僕は運転しながら男の話を聞いた。話の内容は僕への仕事の依頼だった。
「あの、僕‥ちゃんと定職に就いてますよ。」
僕はそう言うと、男は
「わかっているって。ただ小遣い稼ぎと思って‥。出来ればそちらの会社の休みの前がいいな。」
「明日かぁ? 別に予定はないけど。」
「そうか、明日なら空いてるのか? じゃ、決まり! 明日の夜11時に迎えに行くわ。」
「はぁ‥」
僕は依頼内容をよくわからずにその仕事を引き受けた。ドライブを終わると男を車から降ろした。
「じゃあ、明日夜11時にね。女装はしなくていいけど、メイクの道具だけは準備しといて。」
と最後に念を押し、帰って行った。
僕は頂いた男の名刺を持って帰ると、インターネットでその会社を調べた。
男の会社は人材派遣がメインの便利屋で、かなり疑わしかった。
「ヤバいかなぁ? 確かあの人、僕は女装しないとダメだって言っていたし‥何をさせられるんだ?」
調べていくうちに、僕の仕事が見えて気がした。
「これか?」
そこには、
『一晩中相手します、貴方の好きな誰かになって…』
「これって、まさか‥」
僕は不安を抱いたまま翌日を迎えた。会社での勤務を終え、夜の11時になった。
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