携帯小説!(PC版)

うた

[442]  もね  2008-01-14投稿

心の波紋は
ふっと浮かんでは
そっと消えてしまう
だから
両手ですくい
かたちに写しとる

何もない私から
言葉の切れ端が
虚しく流れ出す
生きてた証に
両手ですくい
紡いでみようか

いつかどこかで
言葉の切れ端が
不思議と流れ出す
誰か見つけて
両手ですくい
紡いでいくのか

形ない物が
消えてしまうなら
小さな言葉を
この手に乗せたい
現実が無情に
流れてしまうなら
刹那の心を
写していたい

真実の冷たさと
心の温もり
二つが触れ合い
切なくこぼれ出す
消える一瞬と
揺れてる余韻
二つのはざまに
儚くこぼれ出す

心の波紋は
ふっと浮かんでは
そっと消えてしまう
だから
両手ですくい
かたちに写しとる


感想

感想はありません。

「 もね 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス