宇宙の彼方に…2
漆黒の闇の中を幾筋もの光が進んでいく…数は大小合わせて約20。
第7調査船団と第3外海護衛艦隊である。艦隊の旗艦は戦艦ワーテルロー。
「艦長、コーヒーをお持ちしました。」と艦長室に1人の女性が入って来た。彼女の名はケイト・ミラー少尉、艦長付の秘書官である。
「いつもすまないなぁ…」
「艦長、お気になさらずに。ちょうど私も飲みたいと思っていましたから…」
「そう言ってくれると助かるよ。」
「それにしても艦長この所余り元気が無いように見受けられますが、お身体の具合でも…」
「いや…そうではないよ。身体がと言うより少し不安なのだよ。地球を出てすでに半年だ…未だに目的地すら決まっていないではないか…上層部の連中が一体何を考えているのか私には分からんよ。」それを聞いたケイトはそっとデスクにコーヒーを置き、諭すように語り出した。「艦長、良いではありませんか。上層部が何を考えていようと私達はただ任務を遂行するだけですよ。」
「ふっ…確かに君の言う通りだな…」
艦長はそう言うとゆっくりとコーヒーを飲み始めた…
第7調査船団と第3外海護衛艦隊である。艦隊の旗艦は戦艦ワーテルロー。
「艦長、コーヒーをお持ちしました。」と艦長室に1人の女性が入って来た。彼女の名はケイト・ミラー少尉、艦長付の秘書官である。
「いつもすまないなぁ…」
「艦長、お気になさらずに。ちょうど私も飲みたいと思っていましたから…」
「そう言ってくれると助かるよ。」
「それにしても艦長この所余り元気が無いように見受けられますが、お身体の具合でも…」
「いや…そうではないよ。身体がと言うより少し不安なのだよ。地球を出てすでに半年だ…未だに目的地すら決まっていないではないか…上層部の連中が一体何を考えているのか私には分からんよ。」それを聞いたケイトはそっとデスクにコーヒーを置き、諭すように語り出した。「艦長、良いではありませんか。上層部が何を考えていようと私達はただ任務を遂行するだけですよ。」
「ふっ…確かに君の言う通りだな…」
艦長はそう言うとゆっくりとコーヒーを飲み始めた…
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