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それは僕のモノ ?

[414]  †--†  2008-01-14投稿
女性の通夜…―\r

女性の会社の同僚が話しをしている。
「ねぇ…しってる?吏依湖(リエコ)…どうやって……その…死んでたか…」

吏依湖…女性の名前だ。

「え?知らない…」
「なんか…気持ち悪いシニカタしてたらしいよ…」
「なっ…何…?」
彼女は少し話すのを拒んだが、ようやく口を開いて語り始めた。
「歩道で倒れていたから…事故かと思われていたらしいけど、驚いたコトに外見には何の怪我も無かったみたいで、解剖(カイボウ)してみたらね……」

「なっ…何?」

「ココだけ無かったのよ」
と彼女は言って、聞いている女性の左胸を指差した。

「胸が無かったの?」

「……心臓よ……………それも外見は切られた跡も無いの……だけど…心臓だけが…綺麗に…もぎ取られていて………」

「や…だ…なにそれ…」

「私が知っているのはここまで…」

二人とも汗が流れている

「ぁ…あとね…」

「まだあるの?」



「心臓の代わりに宝石が多数入ってたらしいよ」
そう彼女が言ったらなにやら男性が隣に座り込んで、彼女に語りかけた。

「知りたい?吏依湖ってヒトが亡くなった理・由」

「あ…貴方…誰?」

「俺?…クスッさぁ?誰だろうね〜それより知りたいの?どうなるの?」


<続く>

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