願わくは永遠に。
聞こえますか?
私の声。
今までは好きな人を適当につくって
周りに置いてかれないように必死だった。
でも、貴方と出会えて
本気の恋が分かった。
今まで適当に好きだって言ってた人ごめんなさい。
貴方と出会えて
愛したり
喜んだり
悲しんだり
嫉妬したり
色々な感情を覚えた。
毎日がね
幸せだった。
親友から聞いた。
貴方と付き合ってるって
どうしてかな?
涙が出なかったの。
貴方の幸せを喜んでいるのかな?
でも、ある日。
突然ね涙が出てきた。
張り詰めていた心が
爆発したみたいに。
悔やんでも悔やみきれない。
あの時、もっと話しとけば良かったかなぁとか
あの日、告白しとけば良かったかなぁとか。
いつか結婚して子供が産まれた時
その子に話してあげたい。
お母さんの初恋の人は
笑顔が素敵で
本当は優しいのに
意地っ張りで。
でも、正義感が強くてね
涙は決して見せないの。
照れた時は口が悪くなる
顔は赤いのに。
でもね、お父さんが一番好きよ?って話してあげたい。
初恋は心のどこかに
刻まれている。
きっとこの先貴方より
愛する人が現われても
私は貴方を忘れない。
貴方は忘れてるよね。
私に本当の恋を教えてくれた人。
人をこんなにも愛せることを教えてくれた人。
大好きだったよ。
幸せになって。
誰にも知られないで
私の中でガラスのように散った恋。
大好きだから涙が出るの。
貴方の言葉は忘れないよ
『笑顔が一番。』
END 大好きだった人へ。
願わくは永遠に幸せに。
実話のような…
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