Dream Theater?
U商業高校へ着いた。
「高2の時だったかな。」
亜妃が体育館に差し掛かったところで語りだした。
「友達にボーカル頼まれて学祭でライブやったんだ。その時はジュディマリのコピーやったんだけど、すごく皆盛り上がってくれたの。」
「お前の歌唱力だったらそりゃ盛り上がるだろ。」
「ううん、その時は恥ずかしながら歌はあんまり上手くなかったんだよ。でもね…。」
亜妃は続けた。
「その時の熱気と臨場感がたまらなく良くて、私は絶対歌手になるって決めたの。」
「歌うのが上手くなくても、お前の歌声にみんな引きつけられたんだよ。」
「またまたお世辞を〜。!」
「じゃなきゃ、亜妃が『日本を代表する歌手だ』ってことが説明できないよ。誰もが一流になれる訳じゃない。」
亜妃は近くの階段へ座り、校庭を眺めた。
「俺の中じゃ『浜口アスミ』は日本一だけどな。」
「世界一じゃないの?」
亜妃が笑顔を浮かべながら言った。
「え、いや…。」
「ごめん、うそ。ありがと。」
俺たちはしばらくその場所で黄昏た。
「高2の時だったかな。」
亜妃が体育館に差し掛かったところで語りだした。
「友達にボーカル頼まれて学祭でライブやったんだ。その時はジュディマリのコピーやったんだけど、すごく皆盛り上がってくれたの。」
「お前の歌唱力だったらそりゃ盛り上がるだろ。」
「ううん、その時は恥ずかしながら歌はあんまり上手くなかったんだよ。でもね…。」
亜妃は続けた。
「その時の熱気と臨場感がたまらなく良くて、私は絶対歌手になるって決めたの。」
「歌うのが上手くなくても、お前の歌声にみんな引きつけられたんだよ。」
「またまたお世辞を〜。!」
「じゃなきゃ、亜妃が『日本を代表する歌手だ』ってことが説明できないよ。誰もが一流になれる訳じゃない。」
亜妃は近くの階段へ座り、校庭を眺めた。
「俺の中じゃ『浜口アスミ』は日本一だけどな。」
「世界一じゃないの?」
亜妃が笑顔を浮かべながら言った。
「え、いや…。」
「ごめん、うそ。ありがと。」
俺たちはしばらくその場所で黄昏た。
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