宇宙の彼方に…3
ピーピーピー…
突然の呼び出し音に驚く艦長…クスッと笑いながらもケイトは受話器を取り上げた。
「こちら艦長室ですが?はい…分かりました。至急お連れします。」受話器を置き慌ただしく艦長に近寄った。
「艦長、ブリッジからですが、艦隊前方より味方識別を発する機体が多数接近中との事です。」
せっかくの休息に水を差された艦長は渋々立ち上がった。 「こんな所に味方機だと?付近に基地は無いはずだが…」
ブリッジに着いた艦長を出迎えたのは慌ただしく動き回るクルー達であった。
「艦長お待ちしてました。」と近寄ってくる副長。
「味方機が接近中との事だが?」
「はい。数は50、味方識別信号は確認しましたが、こちらからの呼び掛けには応答ありません。」「応答が無いだと?味方なら機体に所属を表すエンブレムが有るはずだが確認は?」
「はっ…その事ですが、映像で確認する限り牡牛のエンブレムが…」
「馬鹿な!牡牛と言えば十二星のタウラス艦隊の機体ではないか!」
と、声を荒げる艦長。だが表情とは裏腹に胸に一抹の不安を感じるのであった…
突然の呼び出し音に驚く艦長…クスッと笑いながらもケイトは受話器を取り上げた。
「こちら艦長室ですが?はい…分かりました。至急お連れします。」受話器を置き慌ただしく艦長に近寄った。
「艦長、ブリッジからですが、艦隊前方より味方識別を発する機体が多数接近中との事です。」
せっかくの休息に水を差された艦長は渋々立ち上がった。 「こんな所に味方機だと?付近に基地は無いはずだが…」
ブリッジに着いた艦長を出迎えたのは慌ただしく動き回るクルー達であった。
「艦長お待ちしてました。」と近寄ってくる副長。
「味方機が接近中との事だが?」
「はい。数は50、味方識別信号は確認しましたが、こちらからの呼び掛けには応答ありません。」「応答が無いだと?味方なら機体に所属を表すエンブレムが有るはずだが確認は?」
「はっ…その事ですが、映像で確認する限り牡牛のエンブレムが…」
「馬鹿な!牡牛と言えば十二星のタウラス艦隊の機体ではないか!」
と、声を荒げる艦長。だが表情とは裏腹に胸に一抹の不安を感じるのであった…
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