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★ずッとあなたを想ぅ☆にじゅう

[312]  さゅ★゛  2006-04-12投稿
翔吾の運転で紗里も理緒も気持ち悪かった。車酔いしていた。
「紗里…っあたしちょォきもちわるい…」

「あたしも…」

なぜか和斗は平気そうだった。
「お前まぢやべ‐よ!毎度ながらも‐ちょいゆっくり運転しろよ!」どうやら毎回のことのようだ。

まぢ気持ちわるいよ゛ぉ〜〜〜〜↓↓↓(┬┬_┬┬)


そうこうしているうちにどこかのアパートの前に着いて車はそこの前に止まった。


ん…??ここ誰の家??


「着いたぜぇ〜。」

「ねぇ誰んち??」紗里が聞いた。

「ここ俺の先輩が一人暮らししてるアパートなんだ。4人であそぼォ〜ぜ☆」和斗が答えた。

……?? え……


「俺はぁ〜ちょい用事あるから後から来るわ。ゴメンな。」翔吾が少し困ったように笑って言った。


なにそれ……
あたしは翔吾に会いにきたんだよ…??


「──ウン…いいよ。」

紗里は一生懸命笑顔を作った。

その先輩という人の部屋に入れてもらって4人で色々な話をした。

理緒は笑っていた──


紗里も笑っていた…

笑っていたけど本当はちっとも楽しくなんかなかった。

紗里は時計ばかりを気にしていた。


遅いなぁ…翔吾



結局、その日翔吾がくることはなかった──…

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