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殺人鬼番場1

[519]  ジュン  2008-01-19投稿
僕の町では殺人事件が絶えない。しかも、全てが原因不明の死亡。どの人も重い病気はなく、警察はなんらかの殺人事件と見ている。

12歳の誕生日。家族みんなに祝ってもらい、大人の仲間入りをした。しかし、殺人鬼番場の誕生でもあった。
翌日。日課の散歩をしていると、従兄弟の永井健大にあった。
『よう!先週のテストどうだったか?』
馬鹿にしながら健大に言った。
そして、健大は信太郎をにらみながら言った。
『どーせわかってんだろォ!?390だよ!』
『あッそうだったなぁ…(笑。俺が勝ったな。俺は412だぜ』
健大が怒る前に信太郎は走って逃げていた。−また馬鹿にできた(笑。

散歩を終え、家に帰った信太郎は朝食を一人で食べていた。(親とは一緒に食べたいとはおもっていない)すると、電話が鳴った。
『はい。番場です』
『あッ信太郎くん…?あのお母さんいるかなぁ…』
電話の相手は健大のお母さんだった。なぜか悲しそうだ。
『ちょっとお待ちください』
信太郎はかあさんを呼びに二階へ上がった。かあさんは新聞を読んでるところだった。
『かあさん?健大のお母さんから電話。』
『あら、こんな朝早くに?』
かあさんは新聞を読みながら言った。
『いいから早くしてよ』
『わかったわ。あんたは勉強でもしてなさい。』
−余計なお世話だ。信太郎は自分の部屋に行き、机に向かった。けれど、電話の内容が気になってなかなか集中できない。信太郎は一階の階段から会話を聞きに行った。
『なんでいきなり!?こないだは元気だったのに!』
かあさんの声が響く。そして沈黙が続き。
『そんなにヒドぃの!?大変!』
健大になにかあったらしい。
『わかったわ。小林総合病院ね!いますぐ行くわ』
そして、電話を切った。信太郎は急いで部屋に戻った。そして勉強をしてるマネ。すると、ドアが開いた。
『信太郎!急いで!病院行くわよ。健大くんが大変なの!』
『どうしたのかな?たったさっきまで元気だったのにね』
こんな冷静でいられるのが不思議だ。大変だ。
『いいから急いで支度をしなさい。』
そして、かあさんはドアを開けたまま自分の部屋に向かって行った。
−そんな健大は大変なのか?さっきまで笑ってた健大を思い出すと涙がでてきた。

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