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殺人鬼番場2

[451]  ジュン  2008-01-19投稿
病院に着いた信太郎は悲惨な光景をみることになった。なぜなら、親友永井健大が死んでいた。担当の医師は言った。
『原因不明の死亡が確認されました』
その言葉を聞いた信太郎はその場で泣き崩れた。−親友はなぜ死ぬはめになったんだ…。
元気だった健大のコトを思い出す。楽しかった日々…。しかし今、思い出と共に永井健大はこの世を去った。
『健大…。今に待ってろ。この番場信太郎が犯人を捕まえてやる。』
信太郎は決心した。必ず、健大を殺した犯人を…。病気だとしても人間だとしても必ず…。
『信太郎。もう帰りましょう。』
かあさんの声で信太郎は我にかえった。病室を見回すと、健大の前で泣く健大の両親、親戚がいた。−みんな悔しいんだろう。こんなコトで落ち込んでたら健大は喜ぶはずがない。前向きに生きよう。健大のためにも。

家に帰ると、かあさんが何か準備を始めていた。
『どうしたの?なんかあるの!?』
信太郎は不思議に思い、尋ねた。
『健大くんのお通夜の準備よ』
−そうか…お通夜があるんだった。悲しい別れになりそうだ。

お通夜の20分前に信太郎は会場に着いた。そこには、研、寿郎、そして人気者で有名の晃太がいた。みんな泣いてる様子だ。とても顔を合わせられない。信太郎は離れた場所に座った。そしてお通夜が始まった…。

健大がこの世を去ってから丸一日。今日は学校がある。行く気にはなれないが、健大のためにも行かなければならない。日課の散歩を終え、朝食を食べていると隣のお婆さんが取りたての野菜を分けに来てくれた。このお婆さんは毎週やって来るので信太郎とも仲がいい。
『信太!大きくなったねぇ。これ、キュウリよ。美味しいわよ。食べてね。』
一週間で背が伸びるわけがない。いつものコトだが…。と、その時。元気なお婆さんが倒れたのだ!
『お婆さん!どうしたの!?お婆さん!』
しかし、反応はない。大変だ。すぐに信太郎はかあさんを呼びに行った。

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