エネミーフレンド
「なぁ、裕太。昨日のニュース見たか?」
「うん…日本はどうするんだろうね…」
「どうするったって…アメリカ側につくんじゃねぇか?」
「けど、非核を唱えてる日本がアメリカ側につくのはないんじゃないかな…」
「けどアメリカ無しで日本はやってけないだろ…」
僕は朝倉裕太。府立の大学に通う普通の大学生だ。いつも佳祐(鏡佳祐)と春奈(中島春奈)との3人でキャンパスライフを過ごしている。
今世界は混乱している。
2025年6月…中東地域を中心とする国家がアメリカに対して不等な国際裁判を理由に宣戦布告。翌月、強行派のテロ集団がアメリカの原子力発電所にオートジャイロで突っ込むという信じられない事件が起きた。
アメリカはこれに対して核ミサイルをアラビア半島に打ち込む。
これにより両勢力は全面的な戦闘体制になっていった。
そして日本政府は今だ中立的な立場をとっていた。
「日本が戦争するなんてことは…ないよね?」
「わからないよ…こんな状況じゃ…」
その時、壮絶な爆発音とともに突風が僕らを襲った。
目を開いてそこにあったのはアメリカ空軍の主力戦闘機「トムキャット」だった。
僕はわけがわからなかった。今まで平和だったこの街が、一瞬で地獄絵図になっていた。吹き飛ばされた家…コンクリートの残骸…
そんな中僕は我に帰った。
「佳祐…春奈…??」
「うん…日本はどうするんだろうね…」
「どうするったって…アメリカ側につくんじゃねぇか?」
「けど、非核を唱えてる日本がアメリカ側につくのはないんじゃないかな…」
「けどアメリカ無しで日本はやってけないだろ…」
僕は朝倉裕太。府立の大学に通う普通の大学生だ。いつも佳祐(鏡佳祐)と春奈(中島春奈)との3人でキャンパスライフを過ごしている。
今世界は混乱している。
2025年6月…中東地域を中心とする国家がアメリカに対して不等な国際裁判を理由に宣戦布告。翌月、強行派のテロ集団がアメリカの原子力発電所にオートジャイロで突っ込むという信じられない事件が起きた。
アメリカはこれに対して核ミサイルをアラビア半島に打ち込む。
これにより両勢力は全面的な戦闘体制になっていった。
そして日本政府は今だ中立的な立場をとっていた。
「日本が戦争するなんてことは…ないよね?」
「わからないよ…こんな状況じゃ…」
その時、壮絶な爆発音とともに突風が僕らを襲った。
目を開いてそこにあったのはアメリカ空軍の主力戦闘機「トムキャット」だった。
僕はわけがわからなかった。今まで平和だったこの街が、一瞬で地獄絵図になっていた。吹き飛ばされた家…コンクリートの残骸…
そんな中僕は我に帰った。
「佳祐…春奈…??」
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