携帯小説!(PC版)

未来

[1069]  あい  2006-04-13投稿
ぁたしに未来なんてなぃ。
そう思ってた。
君に出会うまでは。



「冷めてるね」
そうオヤジはぁたしに言った。
冷めてる?
だから何?
金でオンナのカラダを買うアンタに言われたくねぇよ。
心ん中で思った。
いつからだっけ…
ぁたしがオヤジ達にカラダを売りはじめたのは。


ぁたしが初めてカラダを売ったのは夏のコトだった。
興味本意だった。
金が欲しかった。
そういう世界が輝いて見えた。
でも…違った。

汚くて
ズルくて
さみしい…
そんな世界だった。

それからぁたしの値段は良いときは三万、悪いときは一万になった。

まわりの奴らはぁたしが売りしてるコト知ってたから、みんな寄ってきた。
信頼してた人に金ヅルと呼ばれ、金ヅルにされた。
スキだった人にャリマンと呼ばれレイプされた。

ぁの頃ぁたしの生活はサイアクだった。
頑張って受かった高校にも行かずに毎晩オヤジに抱かれた。

頭ではわかってる…
カラダが言うコトきかなぃんだ。
夜一人でぃるのはさみしいんだ。。


それでもさみしぃときは自分の腕を傷つけた。
傷をつけることで自分を落ち着かせた。
そして自分が傷つき悲しんだ印を残したかった。
ぁたしを金としか見てない奴らへのあてつけだったかもしれない。

だって怖くてしょうがないんだ。

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