白球〜甲子園目指して〜★3★
朝学校についたとたんにメンバー表を渡された
1,中 小笠原 淋
2,遊 椎名 光
3,右 市川 勇人
4,捕 霧島 誠也
5,一 高木 浩介
6,三 三島 将
7,投 椿 竜牙
8,左 長瀬 涼
9,二 隼川 翼
霧島が下の方に書いてあった文を読んだ
『雷神学園vs木嶋工業..木嶋工業だって!!??』
『なにぃぃぃ!!!???』
木嶋工業は,昨年県ベスト4
県選抜の選手を毎年3人以上送り出してる強豪校だ
..しかしみんな闘志を燃やしていた
それもそのはず
入部した目的が早くも達成出来るチャンスなのだから
『プレイボール!!』
雷神の先攻だ
『1番,センター,小笠原くん』
さすが名門校,野球部専用ミニグランドがあればウグイス機能もついていた
木嶋のピッチャーがボールを投げた
甘いストレートがいきなり入る
小笠原はバットをふった
『カァン』
ボールはショートがさばき1アウト
『どうだ淋,なんかつかめたか??』
『あぁ..ありゃ完璧打たせてとってくるな。』
かれこれしてる間にも椎名がセンターフライで2アウト
『3番,ライト,市川くん』
木嶋のピッチャーは変化球を投げた
『なにっ!?』
不覚を取られた市川はキャッチャーフライに終わった
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