携帯小説!(PC版)

彩る世界

[270]  川内 舞  2008-01-21投稿
紫の部屋に閉じこもっては 自らを確かめて愛そうとする
きっと、優しい温度を連れて射し込む陽の光をさえぎっている

水が流れる音は心地よく 心も穏やかに流れる
山がそびえ立つ姿は美しく 体中を震え立たせる
花が彩る道端は朗らかで 私に微笑みを与える
紫の花が私に小さく話しかけてくる
「ゆっくり息を吸い込もう・・・」と

優しさが響く 心地よく響く 穏やかに響く
紫の部屋に陽の光が優しく温度を連れてやって来る


紫の部屋に浸りきっては 自らを感じて自らを傲慢にする
すると、陽の光と共に多くの色たちが私を誘ってくる

風に揺れる葉音は香る音色で 自然と耳を澄ませる
転がる石ころは足を動かせ どこまでも連れていける
夕暮れ時の西の空は橙色で その中に紫の雲を浮かばせる
紫の雲が私に静かに話しかけてくる
「ゆっくり流れたいね・・・」と

優しさが奏でる 心地よく奏でる 穏やかに奏でる
紫の部屋にオーケストラが私を指揮者に鮮やかに並んでいる

感想

感想はありません。

「 川内 舞 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス