携帯小説!(PC版)

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[270]  川内 舞  2008-01-21投稿
依存症な女…
そりゃ、男にも逃げられる…

いっそのことIDナンバーをつけて欲しい。
それにすがって生きるから…

でも自分を確認して何になる?
それは過程にすぎない…
わかってるんだ…
でも、わからない…
バカな女…

バカを売りにして生きてりゃ、
もう十分なんじゃないの?

「生きることに正解はない」
よく耳にする言葉。
一見、美しく響く言葉だが、
依存症の女は答えを欲しがる為に
また苦しむ…

「共産圏に住むか?」
それはイヤよ!絶対にイヤ!!

なら、我慢しろよ!
前向くしかねぇだろう!

そうやって自問自答しては
時間だけが過ぎてゆく。

依存症、それはもう病気。
病気は治療すれば治る。

治療の仕方まで追求するのはバカなこと。

でもバカを売りにしてる生きている女。

それでいいじゃないの?
わかったようなわからないような…

だからぁ、納得できねぇんだよ。この世は!
納得できた人なんて知らねぇーよ!!

納得できた時が寿命じゃねぇのか?

なら早く寿命に出会いたい…

おまえ、大丈夫か!?
「大丈夫!」って、もっと言って!
お願い、私を抱きしめながら、何度も言って!

おめぇ、生きる気満々じゃねぇか…
付き合ってらんねぇ…

「逃げないで!見捨てないで!ねぇってばぁ…」

ハッと布団を剥がし起き上がる。
夢だった…
夢で良かった…

いや、夢でも何も解決できてない…
だからぁ…
もう、うっとうしいなぁ。
自分…

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