異世界の現実主義者
「…。」
ここはどこか?
岩…なのかよく分からない物でつくられている高い建物。
それに引っ付いてたり乗っていたりするものには[山仲株式会社]だとか[○○※読めない!証券]だとか。
意味が分からない。
あぁ、俺は、こんな目の前を走る箱は知らない。
なんだ?これは?
俺はー?
・精神障害で異世界に。
…知らないものまで出るか?普通。却下
・暇潰しで、俺の妄想。
…いや、俺の意思関係なく、[ある]却下
・幻想。夢。
…うん、痛い。現実。幻術は効かないし。却下
・異世界に吹っ飛んだ。
…これしかないな。あの馬鹿野郎。あいつのせいだ。人ん家来て家主を追い出すか。いい度胸してやがるぜ…
ふと気付く。武器がない。家に置いて来たようだ。
これでは獣に襲われた際、不便だ。買っておくか。
あぁ…、お金は?
後ろの本屋では、年頃の黒服の女子が会計を済ませていた。見てみると―1000円札と10000円札と言われていた物は、俺が持っているものと一致した。
あぁ…あまりにも唐突で疲れた。向かい少し先には休憩所も見える。
本屋のとなりは注文式の売店か。
あぁ…丁度いい。休憩所で何か飲み物片手に読書。それから考えよう。
・戻り方
・それまでどうするか
※本屋内※
「いらっしゃいませ、どういった本をお探しでしょうか?」
「いや、特に。用があったら声をかける。」「そうですか。」
女性店員?だと思う。が、声をかけてきた。まだ気遣ったつもりなのだが…やはり、人付き合いは苦手だ。顔が曇ったのがはっきりと分かる。
あぁ、何のために、人里からほどよく離れた森の中の屋敷に住んだのか。嫌いだからだ。…いや、権力や力の誇示なんぞが見たく無いからだ。
向こうでは、ひねくれようが、人嫌いだろうがやっていけたが、こちらでは、そうはいかないようだ。
…しかも、妖怪百科、心霊〜冥界からのメッセージ〜 、スクープ!カメラは捕えた!いかさまの全て!…。
俺がオカシイ。
と、言わんばかりの内容。
これ以上の現実分析は危険と判断した俺は、できる限り世界に近そうな―ファンタジー※小学上級向け※と、理科とか言う学問の本と、[平凡な青年の20年]とか言うこの世界の暮らしを書いていてくれそうな本を買うことにした―。
売店ではベーコンレタス…忘れた、と、隣が注文してたからコーラとかい言う、プチプチ言ってる飲み物を買った。何コレ?
ここはどこか?
岩…なのかよく分からない物でつくられている高い建物。
それに引っ付いてたり乗っていたりするものには[山仲株式会社]だとか[○○※読めない!証券]だとか。
意味が分からない。
あぁ、俺は、こんな目の前を走る箱は知らない。
なんだ?これは?
俺はー?
・精神障害で異世界に。
…知らないものまで出るか?普通。却下
・暇潰しで、俺の妄想。
…いや、俺の意思関係なく、[ある]却下
・幻想。夢。
…うん、痛い。現実。幻術は効かないし。却下
・異世界に吹っ飛んだ。
…これしかないな。あの馬鹿野郎。あいつのせいだ。人ん家来て家主を追い出すか。いい度胸してやがるぜ…
ふと気付く。武器がない。家に置いて来たようだ。
これでは獣に襲われた際、不便だ。買っておくか。
あぁ…、お金は?
後ろの本屋では、年頃の黒服の女子が会計を済ませていた。見てみると―1000円札と10000円札と言われていた物は、俺が持っているものと一致した。
あぁ…あまりにも唐突で疲れた。向かい少し先には休憩所も見える。
本屋のとなりは注文式の売店か。
あぁ…丁度いい。休憩所で何か飲み物片手に読書。それから考えよう。
・戻り方
・それまでどうするか
※本屋内※
「いらっしゃいませ、どういった本をお探しでしょうか?」
「いや、特に。用があったら声をかける。」「そうですか。」
女性店員?だと思う。が、声をかけてきた。まだ気遣ったつもりなのだが…やはり、人付き合いは苦手だ。顔が曇ったのがはっきりと分かる。
あぁ、何のために、人里からほどよく離れた森の中の屋敷に住んだのか。嫌いだからだ。…いや、権力や力の誇示なんぞが見たく無いからだ。
向こうでは、ひねくれようが、人嫌いだろうがやっていけたが、こちらでは、そうはいかないようだ。
…しかも、妖怪百科、心霊〜冥界からのメッセージ〜 、スクープ!カメラは捕えた!いかさまの全て!…。
俺がオカシイ。
と、言わんばかりの内容。
これ以上の現実分析は危険と判断した俺は、できる限り世界に近そうな―ファンタジー※小学上級向け※と、理科とか言う学問の本と、[平凡な青年の20年]とか言うこの世界の暮らしを書いていてくれそうな本を買うことにした―。
売店ではベーコンレタス…忘れた、と、隣が注文してたからコーラとかい言う、プチプチ言ってる飲み物を買った。何コレ?
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