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LASTSUMMER#38 『ピンチの拡大』

[451]  SETTARMEN  2008-01-22投稿
【1回裏1死1、2塁】


ショウとリュウヤが気まずい雰囲気になったが、試合は続く…


打席には7番の秋葉。
左打席。


天豪三中ベンチからは声が飛び交う。


『秋葉〜!突き放せ〜!』


『ピッチガタガタよ〜。この回取ろうぜ〜!』



ユウ君がショウに声を掛ける。


『ピッチ。ここ踏ん張ろう!』



不機嫌なリュウヤは見向きもしない…



秋葉への初球。



バン!!



『ボール!!』



球が上ずっているのが明らかだ。



続く2球目も同じコース…



これで0-2。



カズマが
『まずストライクとろう!それからだ!』

と声を掛けたが、憮然とした表情の天堂寺。



3球目。




カキン!




三遊間への深い当たりのゴロ!


ゲッツーシフトをとっていた俺は完全に間に合わなかった…




しかし…




ズザっー!!



!!!



なんとサードのリュウヤがこれを横っ飛びでストップ!




起き上がって送球体勢に入ったがリュウヤの手は止まった。




7番という下位打順でも秋葉の足は他校の1番打者並に速かった。



結局、内野安打となりこれで1死満塁となった…


天堂寺は
『ふぅ…』
と少し渋い顔をしたが、リュウヤからボールを受け取った…




カズマが
『ノーアウトランナー満塁!内野バックホーム!外野タッチアップ!!』
と指示した。



俺たちは指示通り前進守備をとった。



ここで相手監督の土谷が型破りな作戦をとる…




打席には右打者の8番八木沼が立った。



タク『ここ切るぞ!止めようぜ!!』



リュウヤは黙ったままだ…



満塁となりワインドアップに変わった天堂寺は八木沼に対しての第1球目を放った。



その瞬間!!!



タク、俺、リュウヤ、ユウ君の内野陣が同時に
『走った!!』


と叫んだ。



満塁の走者全員が投球と同時にスタートを切った!!

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