氷上の声
氷上を裸足で歩く。
始めキモチイイ。
やがて痛い。
むしろ熱い。
発狂しそう。
それも越えたら
もはや無感情。
氷と私の誤差は
たぶん限りなく
ゼロに等しい。
私は進む。
滑りながら、転びながら。
私は泣いている。
震えながら、立ち上がりながら。
もういいかい?
って誰かに聞く。
まぁだだよ。
って何処かで答える。その声だけを頼りにしていた
まぁだだよ。もうちょっと。
あのひとによく似た
あたたかい声。
始めキモチイイ。
やがて痛い。
むしろ熱い。
発狂しそう。
それも越えたら
もはや無感情。
氷と私の誤差は
たぶん限りなく
ゼロに等しい。
私は進む。
滑りながら、転びながら。
私は泣いている。
震えながら、立ち上がりながら。
もういいかい?
って誰かに聞く。
まぁだだよ。
って何処かで答える。その声だけを頼りにしていた
まぁだだよ。もうちょっと。
あのひとによく似た
あたたかい声。
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