携帯小説!(PC版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> 落日のように

落日のように

[283]  もね  2008-01-23投稿
私を愛せた日々は
あなたを愛した日々
赤く熟した火の球
音もなく消えていく
あの夏の日の様に

なぜどんなに華やかな花火よりもあの儚い火に魅せられるのだろう
また一つ去ってゆく

あの夏の日、私の問いに答えはなかった
どんなに美しく咲いたとしても
そっと熟し、音もなく消えてゆく
一生の愛を使い果たしても

見送るのが美しい
落日のように

あなたを愛した日々は
私を愛せた日々
赤く熟した火の球
音もなく消えていく
あの夏の日の様に

なぜどんなに華やかな花火よりもあの儚い火に魅せられるのだろう
また一つ去ってゆく落日のように


感想

感想はありません。

「 もね 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス