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同棲。2

[196]  みみぃ  2008-01-24投稿
『なんだよ』

『なんだよ じゃないよ。』

なんだろう この嫌な感じは...

私はこんな時にまで バカだった...
『あっ 欲しがってた 腕時計だよ。』

『いらねぇ...いらねーぇんだよ!!』

ガシャーン!!!!!


私の手から プレゼントが 台所の テーブルにぶつかりグラスが 倒れてわれた...

私はどこまでバカでダメな女なんだろう...
心のどこかでは わかっている...もう終わりなの...

でも 信じたいんだよ 好きだから...また私にもどって 来てくれるかなぁって...
また 笑ってくれるかなぁって...
また 優しく 手を繋いでくれるかなぁって...
でも もう ダメだ...

核心がほしかった 彼の口から聞きたかった...
なにもかも わからない あやふやは嫌だった...
『私とのこと今でも 好き?私と 一度でも結婚したいと 思ったこと ある? 私はいまでも好きだよ!結婚したいって 思ったことあるよ。』

私何言ってるんだろう...なんだかもう 止まらない...
彼を見ると アキレタ顔をしてこっちを見ていた。

『このままでいいと 思ってる。結婚なんか考えたことないよ。もう 一緒にいるのが 当たり前になってんだよ。同棲ながいじゃん。』

彼はそう言った...

私はもうこの人とは 終わりだと 核心した 言葉だった...
周りからは 気が付くの遅いとか よく 言われるけど 好きだから 大好きだから信じたいんだよ。

でもダメだったね...

彼はまともな話しもしないまま クリスマスで賑あう 夜に私の知らない誰かと クリスマスの夜を過ごしに出ていった。

一人残された私はしばらく動けなかった...

どのぐらいたったかわからない...

一人泣きながら小さなケーキを食べていた。

約三年彼と過ごした思い出の アパートを 私は一人 クリスマスの夜に部屋の荷物をまとめ 彼の手紙を書き 部屋の鍵を ポストに入れて 今思えば 夢の ような 同棲生活だった...

アパートを後にした時はもう クリスマスが終わって 夜を共にした カップル達が 起き出す 気持ちのよい 空が綺麗な朝だった。

私の心もなんだか とてもスッキリと 晴れていた。

感想

  • 8551: なんか解ります。自分を見てるような話でした。 [2011-01-16]

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