愛と哀が同居する#3
ブログで知り合った彼を、
私は「ひろくん」と呼んだ。
彼は本当の名前を教えてくれた。
「本名で呼んでほしいから」
と言う彼に求められている感覚になってしまった。
私はブログで使っていた仮の名前、
《ゆい》
の名前を通した。
「本名を知りたい」
という変にリアルを求める彼に対して、
私は…
リアルじゃない世界の中で、ただ自分のワガママを通したかっただけだから…。
ついつい、いつも相手の様子を伺ってしまう…。
そうじゃなくて、
私にとって「ひろくん」は、
私がしてほしいことを要求できて、それを喜んでくれる
都合のいい人…
だから。
妻子もちの彼もきっとそう思ってるだろうから
後ろめたさはない。
だけど、
初めて会った日から違和感があった。
私は「ひろくん」と呼んだ。
彼は本当の名前を教えてくれた。
「本名で呼んでほしいから」
と言う彼に求められている感覚になってしまった。
私はブログで使っていた仮の名前、
《ゆい》
の名前を通した。
「本名を知りたい」
という変にリアルを求める彼に対して、
私は…
リアルじゃない世界の中で、ただ自分のワガママを通したかっただけだから…。
ついつい、いつも相手の様子を伺ってしまう…。
そうじゃなくて、
私にとって「ひろくん」は、
私がしてほしいことを要求できて、それを喜んでくれる
都合のいい人…
だから。
妻子もちの彼もきっとそう思ってるだろうから
後ろめたさはない。
だけど、
初めて会った日から違和感があった。
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