バスターズ!・第十六話「着信」
その日の夜、龍一は家に帰り速攻で夕食をすませて部屋にこもった。
(かかってこないな・・)朝から携帯には着信どころか、メールさえ一つも来ていなかった。
(携帯になんかしてたから、たぶんこれに来ると思うんだけどなぁ・・・)
携帯は今だ、静寂を保っている。龍一は待つことしかできなかった。
(それにしても俺に何の用だろ?)
龍一は咲坂の顔を再度、思い浮べた。
(今思えば綺麗な人だったよな・・・。まさか・・・デートのお誘いだったりして・・・なんてな。)
くだらない妄想をしながら、頬が少し赤くなる。
あれこれ考えながらいつしか時は流れ、気付けば日付が変わろうとしていた。
(・・・遅いな・・・今日はもう来ないのか?)
そう思いながらベッドに寝転がる。
その時・・・、
「ヴゥゥゥン・・・ヴゥゥゥン・・・」
携帯は震えだした。
(来た!)
急いで起き上がり、携帯を手に取る。画面には「ホーム」と表示されていた。
(ホーム?こんなの登録した覚えないぞ・・?)
不思議がりながら、龍一は恐る恐る通話ボタンを押して携帯を耳にあてた。
「・・・もしもし。」
「龍一か?」
冷たい声が聞こえる。間違いなく相手は昨日会った女、咲坂だった。
(かかってこないな・・)朝から携帯には着信どころか、メールさえ一つも来ていなかった。
(携帯になんかしてたから、たぶんこれに来ると思うんだけどなぁ・・・)
携帯は今だ、静寂を保っている。龍一は待つことしかできなかった。
(それにしても俺に何の用だろ?)
龍一は咲坂の顔を再度、思い浮べた。
(今思えば綺麗な人だったよな・・・。まさか・・・デートのお誘いだったりして・・・なんてな。)
くだらない妄想をしながら、頬が少し赤くなる。
あれこれ考えながらいつしか時は流れ、気付けば日付が変わろうとしていた。
(・・・遅いな・・・今日はもう来ないのか?)
そう思いながらベッドに寝転がる。
その時・・・、
「ヴゥゥゥン・・・ヴゥゥゥン・・・」
携帯は震えだした。
(来た!)
急いで起き上がり、携帯を手に取る。画面には「ホーム」と表示されていた。
(ホーム?こんなの登録した覚えないぞ・・?)
不思議がりながら、龍一は恐る恐る通話ボタンを押して携帯を耳にあてた。
「・・・もしもし。」
「龍一か?」
冷たい声が聞こえる。間違いなく相手は昨日会った女、咲坂だった。
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