携帯小説!(PC版)

dis-[35]

[361]  遥香  2006-04-15投稿

管野「了解!」


《戦闘態勢レベル1に移行!レベル1に移行!!
総員戦闘配備!!!
イヴェリス出撃!
―――使真、都市エリアF到達まで約9分です。》


本部に放送が響く。
それと同時に空気が慌ただしくなった。

科学・技術組は列に連なったコンピュータと向き合って
キーボードにデータをたたき込み、軍の方は敵の牽制に使用する銃機配備の最終チェックを行なう。

現場ではあちこちで声が飛びかった。


瑞枝「いよいよね。」

怜子「別に初めてじゃないでしょ?いい加減慣れなさいよ。」

怜子は冷静にイヴェリスの映し出されているモニターを見上げ、各数値をチェックする。


瑞枝「……だから、厳しいわよ。アンタ…」

瑞枝は少し不満げに、それでもフッと笑いながら言った。
戦闘突入間際の会話をいつもと変わらず交わすようだった――。

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