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YOH 第3話

[460]  由規  2008-01-25投稿
俺はおもいきって中富にはなしかけることに。

望「君と俺って中学の二年の全国大会決勝であたったことあるよね?」

俺が二年の時の全国大会決勝戦であたったのを覚えている。

中富「すまんが俺はあまり人の名前と顔を覚えないんで。」

無愛想に答えた。

望「まぁいいけど!!!
なんで君なんかがこの高校に来たの?
たしかに名門校だけど最近は県でベスト4どまり…
君なんかはもっと上の高校をめざせたんぢゃない?」

中富「俺は全国制覇できる一番の近道を選んだだけだ。」


少ししてまた口を開いた。

中富「それより、二年の全国大会決勝であたってるなら同じチームのあのピッチャーはどうした?」

望「?」

望「陽祐のこと?」

びっくりするように言った。

中富「そうだ!!!
そいつはどうした?」

望「陽祐は野球をやめたよ…」

中富「なぜだ!!!」

無愛想だったのに急に豹変した。

中富「俺はあいつがここにくることを知ってここを選んだんだぞ!!!」

望「そんなこと言われたって…」

中富「また三年の全国であたるのを待ち望んでいた…
なのにお前達の中学はなかった…
俺はあいつのストレートに惚れ込んだんだ…あいつがいなかったら意味がない。
なぜやめた?」

悲しそうに言った。

望「そんなこと俺の口からは言えない…」


陽祐「教えてやるよ。」
望「陽祐ッ!!!」


突然あらわれた陽祐にびっくりするように言った。

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