地下・エンド プロローグ
それは、悪夢のようだった。
雑音、ノイズ……ただ、まっすぐ画面を見つめる少年。
寂しそうな顔をした少年が、こちらに気づく。
そして、こっちに手を伸ばす。
「うわっ!!」
それと同時に、肩に手の重みを感じ、悲鳴を上げる。
その声が、一室全体に大きく届くぐらいの音量の為、皆が不安そうに一人の少年を見つめる。
少年、大田大介(おうただいすけ)は安心感と、恥ずかしそうに頬を赤める。
「な〜に、お前ホラー系が好きなの。てっきり戦闘系が好きだと思ってたのに」
「そう言う鈴木は、また音楽か?」
「そう言う事さ。とりあえずもう終わらそうぜ、チャイムなるしさ」
「ぁあ、やっべ……課題やって無かった…」
何やってんだよ、ひじで大介の肩を突っつく。
苦笑し、コンピューターの電源を切り終わる。
友と一緒に部屋を出るときには全ての電気が切られていた。
一つのコンピューターを除けば――
…ミツケタ
薄っすらと浮かび上がる赤い文字。
ほのかに鉄臭く、べトリっと液体ではない。
これは、血、その物だったのだ。
雑音、ノイズ……ただ、まっすぐ画面を見つめる少年。
寂しそうな顔をした少年が、こちらに気づく。
そして、こっちに手を伸ばす。
「うわっ!!」
それと同時に、肩に手の重みを感じ、悲鳴を上げる。
その声が、一室全体に大きく届くぐらいの音量の為、皆が不安そうに一人の少年を見つめる。
少年、大田大介(おうただいすけ)は安心感と、恥ずかしそうに頬を赤める。
「な〜に、お前ホラー系が好きなの。てっきり戦闘系が好きだと思ってたのに」
「そう言う鈴木は、また音楽か?」
「そう言う事さ。とりあえずもう終わらそうぜ、チャイムなるしさ」
「ぁあ、やっべ……課題やって無かった…」
何やってんだよ、ひじで大介の肩を突っつく。
苦笑し、コンピューターの電源を切り終わる。
友と一緒に部屋を出るときには全ての電気が切られていた。
一つのコンピューターを除けば――
…ミツケタ
薄っすらと浮かび上がる赤い文字。
ほのかに鉄臭く、べトリっと液体ではない。
これは、血、その物だったのだ。
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