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消えない過去第61話

[192]  ニャオ  2008-01-26投稿
俺は次の日に電話で礼を言った。
そのお礼に食事でもご馳走するからと呼び出した。
せっかく接近したのに間を空けてはいけない。
俺は毎日電話をすることに決めた。
あんなに警戒していたゆうこが、いつもよりおしゃれをして俺より早く待ち合わせ場所に来ていた。
まだ約束の時間に30分もあるのに。
しばらく俺は、ゆうこを眺めていた。
待ち合わせの時間になり走ってゆうこに近づいた。
するとゆうこは「私も今来たばかりだよ」と言う。
プライドなのか、なんともかわいいやつだ。
俺達は副都心の、高層ビルディングの最上階のレストランに行った。
食事も終わり俺がトイレにいって会計をしようとしたら、すでに支払いが済んでいた。
ゆうこが払っていた。
俺がお金を渡そうとしても決して受け取らなかった。
あまりしつこく言っても仕方ないので、俺は素直に礼をいってご馳走になった。
そして新宿の町を二人で歩いた。
ゆうこは買い物がしたいと言うので付き合うことにした。
洋服や靴などいろいろみてまわり、アクセサリー店でも、あれがかわいいとか、これがかわいいとか、子供のようにはしゃいでウィンドウショッピングを楽しんでいた。
俺はトイレに行くからとゆうこを一人で買い物をしていてもらい、さっきのアクセサリー店に急いで戻った。
そしてゆうこのすごく気に入っていて見ていたネックレスを急いで包んでもらい、何食わぬ顔で戻った。
ちょうど食事代くらいの値段だった。
そして別れ際にゆうこに今日の会ってくれたお礼だと包みを渡して別れた。
その日の夜中に、そのネックレスをつけたゆうこが俺の店にいたのは言うまでもない。
それからゆうこは店に通うようになった。
俺の出費した金の元は十分とれただろう。
ゆうことも俺は寝た。
仕事で男相手にストレスがたまるのだろうか、激しく求めてくる。
ゆうこも由美と同じようにいろんな要求をしてくる。
この二人のおかげで俺はセックスが上達したような気がする。

感想

  • 12191: 続きがみたい [2011-01-16]

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