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ロック!?

[566]  MMLP  2006-04-15投稿
俺は何も言わずに実習室を出た。 俺が実習室を出ると翔は自慢気にドラムをたたき始めた。 「あんたさぁ〜本気でたたかなかったっしょ?俺には分かんのよ〜」 翔のバンドに「たいしたことない」と言っていたあいつだった。 だが俺はそいつを無視して歩いた。 後ろからまたあいつの声がした。 「やっぱり似てるねあんた!」 意味が分からなかったが気になった、それでも無視して歩いた。 次の日、また慎吾がきた。 「お〜う!浩紀!」(慎吾) 「朝っぱらからうるせぇよ」(浩紀) 「まぁまぁ、昨日言ってたやつ連れてきたぞ!おい!入ってこいよ!」(慎吾) 入ってきたのは昨日のあいつだった。 「お〜はよっ先輩!昨日はずっと無視だったっすね〜良いシカトっぷりでした!」そいつは笑いながら言った。 「相変わらずお前礼儀知らずだな!やっぱロックやってるやつはそうじゃねぇとな!」(慎吾) 「先輩うまいっすね〜」 「別に今のはうまくないし、…意味分かんないし」(浩紀) くだらない会話に思わずつっこんでしまった。 「いやぁ〜先輩ツッコミさえてますね!」 また無視した。 「まぁこのガキは1年の永峰勇太郎だ、みんなユウタって呼んでるけどな。」(慎吾)なぜか慎吾は得意気な顔だった。 「先輩、松山修介さんの息子でしょ?俺の親父、修介さんとバンドくんでたんすよ」(ユウタ) 俺は驚いた、どこかで聞いた名前だと思っていたが…、それ以上に親父の名前が出てきたことに驚いた。 「な!俺が得意気な顔してた理由分かったろ!?」(慎吾) その言葉を聞いて慎吾に俺が思っていたことが見透かされていた感じがして気持ち悪かった。 「先輩!バンドくもうよ!俺たちがくんだら絶対すごいっすよ!」(ユウタ) ユウタはしつこく言ってきた。 「うっせぇなぁ…俺はバンドはくまない、それに俺は親父が嫌いなんだよ」(浩紀) ユウタがまた何か言おうとしたときちょうどチャイムが鳴った。「…じゃ、また今度話し合いするぞ!行くぞユウタ…」(慎吾) 慎吾は気まずい雰囲気を察したのか自分のクラスに戻った。 その日の下校途中母から電話がかかってきた、親父の容態が急変したという知らせだった…。

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