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愛美?〜キャンパス〜

[145]  SAKI  2008-01-27投稿
朝の爽やかな景色を愛美は車の窓から眺めていた。
佐野と愛美は一言も話さない。愛美は昨日の事て怒っているようだ。


「着きました」校門の前に車をつけ佐野はドアを開けた。
「行ってらっしゃいませお嬢様」
「ありがとうご苦労様」
愛美は冷たく言っては足早にキャンパスに向かった。
そんな愛美の後ろ姿をせつなげに佐野はしばらく見つめていた。

姿が遠くなると佐野は車に乗り込み屋敷へ戻った。

「愛美さんご機嫌よう」
後ろから親友の鈴宮奏が声をかけた。「あっご機嫌よう奏さん」
「おはよう!二人とも相変わらず堅苦しい挨拶ね〜」二人の肩を後ろからポンと一之瀬美奈が肩を叩いた。
「みんなおはよう!」遠くから走って来たのは中津秀二だった。この四人は幼なじみだ。親同士も繋がりがある仲だった。もちろん仕事とプライベートでだ。

「愛美!今日放課後一緒に音合わさないか」
「秀二さん…すみません…帰りに今日は用があって…」
「そうか…残念だな…じゃあ今度また誘うよ」
「ありがとうございます秀二さん」

「みなさん今日もお昼ご一緒いたしましょうね」愛美は三人に言った。
「もちろんですわ」
「了解よ!」「分かったよ!」
「では後ほど…私はこちらですので…」奏は専攻のフルート科へと向かう。「じゃあ私も行くわね」美奈も専攻科へと向かった。
「愛美行こうか」
「ええ…参りましょう」
秀二は愛美と同じバイオリン専攻だ。愛美がバイオリン専攻だと知り自分も専攻した。入学当初に初めて愛美を見て一目惚れしたらしい。
『愛美…僕は愛美が幸せになるならなんでもするよ…』
秀二は心の中で呟いた。


…つづく…

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