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1番 2番

[130]  みみぃ  2008-01-27投稿
彼には彼女がいることを知っていた。それでもよかった。一緒にいたかった。好きだから。大好きだから。

彼の1番になれないことぐらいわかっていた。

私は彼の浮気相手。

本気になってはいけないとわかっていた。

お互い割り切った関係と約束をしていた。

会える時間は幸せだった
会っている時は私だけを見ていてくれたから。
私と別れて 帰る彼は 彼女の元に帰る。
辛かった。

週末は連絡が出来なかった。彼は彼女と過ごす時間だから。

辛かった 寂しいかった 会いたかった...
心の隅で 1番になりたい私がいた...


ある日彼がベットの中で
『俺 結婚するんだ。』

『...そう おめでとう...』私は心にもないことを言いながら 涙をこらえていた。
『俺達このままの関係でいいんだよな?』
なんて彼の言葉。

私は嫌だった。彼が幸せで 将来子供が出来て....なんてことを想像しただけで 胸がはち切れそうに私はなった。

私は『このまま 続けてもいいよ』となんてバカなことを言葉にしていた。

わかっている。いけない関係だということ。

わかってるいつか別れがくること。

わかってる辛いということ。

わかってる遊びだということ。


わかってる


わかってる


わかってる。


どこかで私はいつか1番に なれるかもと 思う気持ちがあったから。


私はいつ本当の恋愛を知るのだろう。


私は彼からの卒業はまだまだかかりそうだ...

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