携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> あたしの闇

あたしの闇

[684]  アサヒ  2008-01-27投稿
あたしは「違う」
仲間じゃないよ
君たちの仲間じゃ、ない
だってあたしおかしいもの
頭イッちゃってんの
異質なの 異常なの
他の人みたくはなれないの

……どうして?
胸が痛いよ
苦しい 息、できない……
あたしは、違うんだ 違う 違う 違う 違う……


嫌…………


も、ヤだ
あたしなんか消えちゃえばいいのに
死ねばいいのに
ここは何も許してくれない
逃げることも、立ち向かうことさえも
だって立ち向かおうとしたら殺される
あたしの勇気よりももっと強大な力で潰される
それは、死ぬより怖い
信じてたものに裏切られるのが何より怖い
だから、信じない……





あたしホントはわかってた
あたしを支えられるのは、あたししかいない
でもあんまりにも冷たい事実で、悲しい真実で
認めたくなかったんだ……



あぁ、あたし……フツウならよかったのに
どこにでもいるような子で構わなかった
人に「つまんない人生だね」って鼻で笑われるくらいの一生でよかったのに
もうそれも叶わない
だってあたし、これまでずっと異常のまま生きてきちゃった……








これから誰かに出会うのかな
また何度も「初めまして」と「さようなら」を繰り返すのかな
だったらあたしは、これから出会う人すべてに、こう言いたい


「あたしのこの『闇』も受け入れてくれるというのなら、あたしはアンタを好きになろう」



……ね?
無理でしょう?
あたしきっと、これからずうっと独りぼっち。

感想

感想はありません。

「 アサヒ 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス