Dog's ママ 〜茶色い息子〜
その言葉を聞いて、子供の頃の悲しい思い出が蘇る…。
「無理だろ!!」
と言う前に相方は嬉しそうに
「じゃ決まりな!」
と勝手に決断を下してしまった。
私は嫌だった…。
『犬』を飼うなんて考えた事もなかった。
「イヤイヤイヤ…。待ってよ。世話すんの大変だし、第一ココ、ペット無理じゃん。」
私は思い浮ぶ限りの理由を並べて、この計画を阻止しようと試みる。
何やら含み笑いで私を見る相方…。
何か嫌な予感。
「てか、ダメと言われても買っちゃいました」
テヘッ
みたいな顔で笑う相方。
最高に気持ち悪い…笑
いつもそうだ。
相談されても、私の意見が採用された事は一度もない。
「犬が来たら、お前の考えも変るって。」
「そうですね…怒」
「こんぐらいで怒んなよ。」
「・・・・・」
このぐらい!?
ふざけんな。
(心の叫び)
それから三日間、相方と口を聞かなかった。笑
何故、私がここまで犬を拒むのか。それには訳がある。
子供の頃飼っていたチャコ。
学校から帰ると、チャコは庭の木の下で冷たくなっていた。
もう嫌だ。
あんな悲しい思いは御免だ。
だって犬は人間より先に死んじゃうから。
どんなに可愛いがっても、どんなになついても、死んじゃうから。
そんな想いも知らずに、いつの間にか犬の名前まで決めて、毎日浮かれてる相方に私は夜中コッソリ鼻を摘んで仕返しするのだった。(: ̄_ ̄)=3
…犬が来るまで
あと3日…
「無理だろ!!」
と言う前に相方は嬉しそうに
「じゃ決まりな!」
と勝手に決断を下してしまった。
私は嫌だった…。
『犬』を飼うなんて考えた事もなかった。
「イヤイヤイヤ…。待ってよ。世話すんの大変だし、第一ココ、ペット無理じゃん。」
私は思い浮ぶ限りの理由を並べて、この計画を阻止しようと試みる。
何やら含み笑いで私を見る相方…。
何か嫌な予感。
「てか、ダメと言われても買っちゃいました」
テヘッ
みたいな顔で笑う相方。
最高に気持ち悪い…笑
いつもそうだ。
相談されても、私の意見が採用された事は一度もない。
「犬が来たら、お前の考えも変るって。」
「そうですね…怒」
「こんぐらいで怒んなよ。」
「・・・・・」
このぐらい!?
ふざけんな。
(心の叫び)
それから三日間、相方と口を聞かなかった。笑
何故、私がここまで犬を拒むのか。それには訳がある。
子供の頃飼っていたチャコ。
学校から帰ると、チャコは庭の木の下で冷たくなっていた。
もう嫌だ。
あんな悲しい思いは御免だ。
だって犬は人間より先に死んじゃうから。
どんなに可愛いがっても、どんなになついても、死んじゃうから。
そんな想いも知らずに、いつの間にか犬の名前まで決めて、毎日浮かれてる相方に私は夜中コッソリ鼻を摘んで仕返しするのだった。(: ̄_ ̄)=3
…犬が来るまで
あと3日…
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