携帯小説!(PC版)

白い応援歌

[303]  2008-02-01投稿
もし あなたが雪を知らないなら
早く知らせてあげたい

雪の降るこの街に
不思議な力があることを

悲しみに耽った夜や苦しみをのりこえらるない夜

朝には それら全てを白く塗りつぶしてくれてる

もちろん、事実は少し違うけど。自分の目に見えることがらが、凛として見えるのだ。
人の嘘も、一時凍りつきヒョイとどこかに簡単に片づけられそうな…そんな、感覚をあたえてくれる。

足首程に積もった雪に 足を踏み入れる
埋まる足
しかし その足は不思議と温かい。
足元は、雪に守られ無風なのだ

守られてる。
よし!もう一歩って思う!
たくさんの力はくれないかもしれないけど
目を グッと見開き嘘や汚いものに立ち向かう勇気はくれる
また 苦しくなったら ここへかえればいい。

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