携帯小説!(PC版)

足跡

[389]  ゆき  2008-02-01投稿
かなり若いうちに、地に足のついた進路を選択出来た友は、会社の中軸を担うそんな年になった。

同じ頃、今日や明日の楽しみごとにしか頭がまわらなかった私には、代わりに何か残ったものがあるのだろうか…

答えは未だに解らない。
敢えて言うなら、こんな考え方が出来るようになったこと。

それが、私の生きてきた足跡。

感想

  • 8641: 足跡というものは、他人に認識されて初めて「足跡」と呼べる気がしていましたが、そうではなく、自分の内側にだけ、はっきり残る足跡もあるのかもしれませんね。私はそれを「汚れ」とは思いたくありませんもの。 [2011-01-16]
  • 8693: 8641様、ご意見ありがとうございます。私も、他人から認められてこそ価値があるように考えて参りました。しかし年を重ね、あるいは様々な経験を通して、別な角度で物事を見れるようになり、そんな思いを込めた作品です。少なくとも自分のことを自分自身では、きちんと認めてあげられる生き方を今後もしていきたいものです。ゆき [2011-01-16]

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